20代といえば体力的にも十分な力があり、仕事にプライベートにもっとも忙しく飛び回れる時期だと思います。しかしそれゆえにちょっとした身体の痛みは無視して、我慢して何とか働いているという人も多いのではないでしょう。
朝起きぬけリポビタンD等の栄養ドリンクで力を補給し、なんとか会社に向かっている。そんな疲れ果てたおじさんみたいな生活はしていませんでしょうか?
もししているというのであれば、それは腰痛や肩こりがなかなかひどいところまで来てしまっているのでないかと思います。
身体の中心である腰や、デスクワークの多い20代女性の大敵である肩こり、これらの問題を根本的に解決しない限りはいつまでたっても辛い思いを抱えたままおじさんのようなライフスタイルで過ごさなければいけなくなります。
そこで今回は、腰痛・肩こりへの対処法3選をご紹介します。腰痛や肩こりで悩んでいる方はもちろんのこと、まだそこまでじゃないけどなんとなく身体が重いという方にも是非試してみて頂きたいです。
まずは肩こり対策としての、ストレッチをご紹介します。デスクワークをしているとその間に肩にどんどん余計な力がはいり、退社するころにはもうパンパンに張ってしまっていることでしょう。
主婦の方であっても家事に育児にと何かと力がかかる部分が、この肩です。
肩こりに対しては、ちょっとでも重いな、固いなと思ったらすぐに処理できる、ストレッチが非常に有効です。そのやり方としてはこの通りです。
1、手を頭の上にまっすぐ伸ばす。
2、手の甲を頭側に向けて、両手をつなぐ。
3、そのまま腕を曲げずにできる限り背中側に倒す。
4、一番辛いところで5秒キープ。
5、一旦手を離し、手をおろし、背中の後ろに向けて手を伸ばす。
6、両手のひらを背中側に向けて手をつなぐ。
7、腕を曲げずに頭の方へ持ち上げていく。
これだけです。これらのステップを何回かくりかえし行えば肩のあたりがすっきりすることでしょう。
腰痛対策のストレッチではたまごのポーズというものがあります。こちらは外ではできないので、腰がつらいなぁと思う時には、毎朝晩続けてみてください。
腰はあまり伸びているというのが実感しづらい場所でもあるので、やり過ぎないように注意が必要です。
1、あおむけに寝る。
2、膝を曲げて、膝を胸につけるように持ち上げる。
3、その膝を両腕で抱きしめ、胸も膝近づける。
4、その状態で身体を前後にゆらゆらと振る。
ただこれだけで大丈夫です。抱きしめる動作で首の後ろもついでに伸びるので、こちらも肩こりに対して効果があります。腰痛と肩こりは大抵セットでやってくると思うので、非常に有効な方法です。
そもそもの根本的要因を改善していくというのも非常に効果的です。
効果が出てくるまでそれなりの時間がかかりますし、それをクセづけるのにも時間がかかるので上記のストレッチと合わせて行うのがおすすめですが、根本的な要因を改善することでだんだんと腰痛や肩こりが起こりにくくて、疲れにくい身体を作ることが可能になります。
そうなればいつまでも栄養ドリンクに頼らなくてもよくなりますし、健やかで美しい姿勢というのは男性をひきつける魅力あるものです。毎日のちょっとした所作から改善していきましょう。
たとえば毎日同じ肩でかばんを持ってはいませんでしょうか。気づけば足を組んでいたり、気づけば片側に体重をかけていたりしてませんでしょうか。
猫背ももちろんNGです。もし思い当たる節がある方はそれらが腰痛や肩こりの要因になっているので、意識的に改善していきましょう。
以上、辛い腰痛・肩こりへの対処法3選でした。
毎日の辛い悩みは放っておくと30代、40代になってもずっと付きまとってきます。若くてバイタリティーのあるうちは何とかやっていけるかもしれませんが、年を重ねていくたびにどんどん辛くなります。この機会にしっかり改善していきましょう。