結婚してわかる家庭的な一面を持つ夫のありがたみ

結婚するまでわからなかった夫の家庭的な一面。別に優しい性格の男性ばかりが家庭的とは限らないでしょう。

武骨で無口な性格だと思っていた夫の以外な一面が結婚生活の中で見えて来ることがあります。「良かった、この人が夫で・・・」、そう感じる出来事が結婚生活の中にはいろいろ起こるのです。

生活していく上で必要な、独身時代には気が付きもしなかった妻の役割というものを夫が代わりに引き受けてくれるのです。そんなありがたいことはありません。

常日頃、夫に不平不満を抱いていても、この時ばかりは夫に愛着さえ感じるのです。「ありがとう」と、夫に対して素直な気持ちになれるかもしれません。

家庭的な夫とそうでない夫の差

結婚して一緒に暮らしていくうちに、自分の夫が家庭的かそうでないかが、だんだん判ってきます。

別にお風呂掃除や食器の後片づけをするばかりが家庭的な仕事とは限りません。夫には妻に代わって活躍してもらいたい外の仕事があるのです。

地域の行事に夫が出てくれる

結婚して所帯を持てばやらざるを得なくなる地域の行事への参加や役員の仕事。

独身時代にはそういった役割は全て親がやってくれていたために、そういう仕事の煩雑さに気づきもしなかったかもしれません。

各地区のまとめ役となって、休日や平日の夜に地域の集会所に集まって会議をする。地域の各家庭に配布物を配布する。ゴミ集積所に集まって地区の住民にゴミ出しマナーの指導をする・・・。掃除道具を持って居住地区の清掃活動をする。

苦手な近所のおじ様たちに挟まれて何をすればいいのかウロウロすることも無く、家で安穏と夫の帰りを待つだけでいいのです。

長い結婚生活の間には何回となく地域の行事や仕事は廻ってきます。それを妻である自分が担うのか、夫が代わりに担ってくれるのか、その違いは大きいのです。

子供の学校の行事への参加

子供ができれば、否応なく学校の行事に親が参加しなければいけなくなります。子供の授業参観を始め、小学校・中学校の運動会、草刈に親が駆り出されることもあります。

学校の運動会で、他所のお宅ではご主人が徒競走や大玉転がしに出てくれる。なのに、自分宅では妻である自分が子供と一緒に競技に参加することになる。

学校の草刈作業に草刈機を手に集まってくる他所のご主人たちに力強さと妻への思い遣りを感じて、小さな鎌を持って佇む自分のことが情けなく思えてくる。

こんな行事に参加した時には男性と女性の体力の差というものを思い知らされます。こんな時、自分の夫が他所のご主人たちみたいに率先して作業を引き受けてくれたら・・・。

それなのに、夫は「俺はそんな面倒くさいこと御免だよ」と家でごろ寝を決め込んでいる。自分には関係ないことだからという我関せずの夫の態度に溜息しか出てきません。

夫が一切協力してくれないために、地域や子供の学校の行事に妻である自分が参加しなければいけません。そんな妻は自発的に地域や学校の行事に参加してくれる夫がいる他所の家庭をうらやましく思うのです。

「こんなことならもっと家庭的で妻のことを思い遣ってくれる男性と結婚すれば良かった」と思う機会がしばしば訪れるでしょう・・・。

これから結婚を考えていく女性には、結婚生活を営んでいく過程で訪れる様々な行事に、男性が進んで妻の代わりに参加してくれる家庭的な一面があるかどうかを考慮に入れることをお奨めします。