働く20代・30代の女性にとってどうしても逃れることのできない問題の一つが、仕事のストレスとの付き合いかたですよね。何か自分なりの『これだ!これをするとどんないやなことでも頑張れる』というストレスの解消方法や、仕事の目的みたいなものがあれば話は別ですが、それがない人にとっては仕事のストレスのはけ口は、ついついお酒や食べることに向かってしまいがちです。
昔であればそれはタバコであったりしたかもしれません。しかし今ではタバコを吸う人よりも圧倒的に吸わない人との方が多いです。さらには女性にとってタバコを吸うということは、男性からの支持を大きく下げてしまう要因になりかねません。そんな意識がみんなにあって、なかなか手がでない人も多いと思います。
そうなると一番手が出しやすく、起こりやすいのが食べ過ぎ、飲みすぎ、という事態です。食べ過ぎ・飲みすぎることの危険性は言わずもがなですよね。頭ではわかっているのに他にはけ口がないから、どうしてもそこにいきついてしまうんですよね。
今回はそんな辛い思いから逃れるためにも、仕事のストレスでついつい食べ過ぎてしまう時の対処方法についていくつかご紹介いたします。辛かった日々がこれで少しでも楽になり、食べること・飲むこと以外にストレス解消の道が見つかれば幸いです。
運動することというのは身体にも心にも非常にいい作用があります。身体においては今まで食べすぎていた日々でしっかりとついてしまった見える脂肪や内臓脂肪を取り除いてくれますし、心においては運動することで余計な嫌なことを忘れられて、すごく心が軽くなります。
汗をかいてそれをシャワーで流している時、心にたまっていた重い何かも一緒に流れていくことを実感できるはずです。
確かに身体を動かす習慣をつけるというのは非常に難しいです。一説によると社会人として働く女性が身体を動かす習慣を、完全に身に着けるには最低でも2か月はかかると言われています。しかしながらストレスがたまった時にそれを発散するために身体を動かすだけなら、意外に誰にでもできるはずです、無理して習慣づけなくてもいいのです。今まで食べることに使っていて時間で、動くようにすればいいだけです。
ダンスでもランニングでもジムで水泳でもなんでもいいです。楽しくできる何かを見つけてみて下さい。
たとえば泣ける映画などを見て涙を流すということは、かなりのストレス解消効果があります。仕事で嫌なことがあった時、その嫌なことに対する悔しい気持ちを利用してなくのも良いですし、家に帰って落ち着いてから、泣ける本や映画をみてもいいです。
ストレスがたまりやすい人に共通してみられる特徴の一つに感情表現が下手ということが挙げられます。自分の本当の気持ちを隠していくことにいつしか慣れてしまっていたのではないでしょうか。社会人として生きる上では仕方のないことかもしれませんが、喜怒哀楽の表現は非常に大切です。
だれにも見せなくても良いので、家で一人の時くらいは思いっきり感情をあらわにしてしまってください。
ガムを食べると言うことは非常に有効です。もし上記の方法がどうしても無理で、食べ過ぎることをやめられないというのであれば、ガムを食べることをお勧めします。ガムはずっと口にいれておくもので、ずっと噛んでいるものですよね。噛むことで口がさみしくなくなり、食べようという気持ちが薄らいでくるのです。
ずっと口にガムを入れておけばすぐにアゴもつかれてしまい、噛むのが嫌になってきます。それも食欲減退につながっていきますよね。食べることでストレスを解消するよりも、口を動かす運動でエネルギーを使い、ストレスを解消するようにしていきましょう。
またガムならいくら噛んでも、いくら食べても太ることはありませんし、噛むことで顔が引き締まっていき、美容にも効果があります。だんだん顔がほっそりとしてきれいになっていく自分を発見できれば、それがさらにストレスを減退してくれて、一石二鳥です。
成功体験というのはどんなストレス解消方法よりも効果のあるストレス解消方法になります。小さな目標をたくさん作り、それを達成できるように日々努力してみましょう。目標に向かって努力しているうちは、どれだけイライラすることでもストレスをためずに頑張れます。
目標をどんなことでもいいのです。最初は1日ミスしないで仕事をこなす。というような小さなスパンの目標でいいのです。だんだんと1週間単位、1ヶ月単位、とスパンを伸ばしていくうちに、ストレスも溜まりにくい身体になっていき、食べ過ぎることなどまったくなくなることでしょう。
以上、仕事のストレスでつい食べ過ぎてしまう時の対処方法の紹介でした。
ストレスとの付き合いかたは人生にずっと付き纏う永遠のテーマです。特に仕事上でのストレスであればなおさらです。人は、人生の半分は仕事して過ごすものです。専業主婦が減ってきている昨今ならばなおさらです。覚悟を決めてストレスとの付き合いかたをちゃんと考える必要があるのです。
食べること・飲むこと以外で、自分なりのストレス解消が早めに見つかれば幸いです。食べることも、飲むことも、本当の意味でのストレス解消ではありませんから。