傷つく心を自分で守る為に出来る5つの方法について

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争いや競争の中を生きている私たちにとって相手を出し抜いたりするための嫌がらせ、人に傷つく事を何かを言われたり、パワハラなどが日常茶飯事という人もいるかもしれません。

「大人になって今となっちゃ当たり前よ」と平気な「フリ」をしている人もいるかもしれませんが「フリ」であって、慣れていて今更平気と思ったとしてもそれが傷つかない事にはなりません。

早く傷つく事に慣れて何も感じないようになってしまえばいいと思って死んだように生きてはいけないのです。

現在社会に女性が出て働くという時代になっていますが男性と女性では「性」の違いがあるため女性は感情に敏感で元々傷つきやすい心のように出来ているのです。

それを男性が生きてきた時代の社会にその心を明け渡してしまっては心がすぐに傷ついてしまいます。

女性の柔らかく優しいその心があるからこそ守ったり育んだりに向いているその「性」を決して「社会」や「世間」のいいなりにさせてはいけません。

お友達や家族からの傷つく一言からも自分を守ってあげられる5つの方法についてご紹介します。

1.自分を1番に優先する

「なんとなく今日は飲み会に参加したくないなぁ」「誘われたけど行きたくないなぁ」などなんとなく嫌だなと思う自分の心を大事にしましょう。

特に女性同士だと一緒にいることがいいという空気が出来たりして自分は嫌だと思っているのにそういった空気に逆らえなくて断れない、といった場合にこそ勇気を出して断って見てください。

どうしても参加しなければならない、という時には「早く帰る」という事を自分に約束して出来るだけ自分を優先させましょう。そう、あなたにとって1番大切な人に接するように

「他人に迷惑をかけてはいけない」「他人を悲しませてはいけない」「他人を優先させなければならない」といった小さい頃の思考が自分の心を歪ませてしまう原因です。

その時「嫌だな」と思ったらそれは「行かない方がいいよ」といったサインで直感が1番のあなたを守る人生の案内人です。

「他人に迷惑をかけていい」「他人を悲しませてもいい」「他人より自分を優先させてもいい」といった逆の事をすることによってどんどん自分に正直になりましょう。

傷つく心は傷つく前の「なんか嫌だな」が救ってくれます。自分を優先する意思が心を守る1つの方法です。

2.我慢をやめてみる

先ほどの延長線上になりますが、嫌だなと感じたら素直に「嫌だ」と口に出してみる。誰かの一言に傷ついたと思ったら「傷ついた」といってみましょう。

「私は○○だと思った」と自分の感想を言う時は誰かを傷つける事もせず自分の傷つく心を認める事で自分の感情を守ることが出来ます。

誰かに傷つく一言を言われたとき「それは酷い!」と言ってしまうのは「自分がその一言で傷ついたから」です。

けれど人は育った環境も元々持っている固定概念も違うので言葉1つをとってもその人がイメージしているものとあなたが思っているイメージとは違います。

相手も自分を責められたと思ったら攻撃したくなりますので、傷つく心、傷ついた心を守るためには自分が感じた事を素直に吐き出してみるようにしましょう。

そうやって1つ1つ自分の心をさらけ出していると周りは「そういうふうにこの人は感じるんだ」と自分に気を使って優しい言葉や勘違いしない言葉を選んでくれるようになります。

あなたが「我慢」や「言葉を飲み込む」度にイライラも増すし他人もそのオーラを感じ取って殺気が立ってしまい、人間関係で問題が起こってしまうケースもありますので、是非自分に正直になることで自分の心と相手の心を守るようにしましょう。

3.傷ついた自分に寄り添う

傷ついた一言を言われたり、会社での環境が合わない時。「自分が相手に何か悪いことをしたのかな」と自分を責めたり、「会社ではお給料もらっているし贅沢言ったらバチ当たるよね」なんて思っている人はいませんか。

けれどそれを続けていては自分の心を嫌だと言ってどんどん心がどんよりとした気持ちになってくる場合があります。それは誰かが言ったか分からないような言葉を信じて、あなた自身が素直に感じる自分の心に耳を傾けていない事にあります。

特に優しい人は自分よりも他人を優先しがちで自分に非があるのかもと自分を責めてしまいますがそれを知っている人にとったらストレス発散の的にしてしまいます。

その自分の心を守るためにまずは自分を責める前に自分の心に耳を傾けて人に言われた一言に実は傷ついていた、実は腹が立ったなど素直な感情を自分自身で感じるようにしましょう。

出来れば出来事が起こったその日に自分の心に寄り添い解決するのがベストです。そうすることによって心のガラクタが溜まりにくくなり、いつも整理整頓された心を保つことが出来るからです。

4.信頼出来る人に話を聞いてもらう

自分が「この人と一緒にいると安心する」「この人はいつも自分より自分の事を分かってくれている」といった気持ちになれる人に話を聞いてもらいましょう。

自分では自分の事を責めてしまうといった時に信頼出来る人から話を聞いてみると客観的にも話をしてくれるし、あなたを守ってくれる話を必ずしてくれるでしょう。

守られる事を感じてみると、自尊心が高まり自分自身を大事に出来るようにもなってきます。

小さい頃親に大事にされなかったり、いじめられっ子だったりする人の多くは自尊心が低い事が原因だったりします。「小さい頃の記憶が今も関係しているんですか?」と思ってしまう人もいるかもしれませんがそうなんです。

その低い自尊心が自分自身は嫌われて、苛められる存在と無意識に信じているためそのような環境や出来事を引き寄せていきます。

そんな自尊心を高めるためにはやはり自分を大切に思ってくれる人に守られたり、愛されたりする事も方法の1つです。

5.その環境や出来事を受け入れる

傷ついた心もそのままに受け入れてしまうのも一つの自分を守る方法です。何かを目指している事があって傷つく心を守りたい時にこの方法をおすすめします。嫌なことが起きて傷つく事を受け入れるのです。

そして自分自身の身に起こる激しい怒りや悲しみもそのまま「~するべき」「~は悪だ!」と固定概念に縛られるのではなく感じるままに身をゆだねましょう。

そうする事によってあなたの心は動き大きなエネルギーとして成長します。心は怒りや悲しみ、喜びなどで動きます。理性的に行動する何倍ものエネルギーを秘めている心を受け入れ味方につける事によって自分の心を柔軟に保ち守る事が出来るでしょう。

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