大人が人付き合いをしていると、相手から飲み会に誘われるということはよくある話です。普段から仕事をしている男性にとっては問題がないとはいえど、基本的にはそのまま誘いに乗っていいのですが、この対象が主婦の方となると別の問題が出てきます。
主婦の方の場合には普段から交流のある友人や、仕事をしているのならその仕事仲間から誘われるというケースがあるでしょう。主婦の場合だと家事や子供のことを考えるとそのまま飲み会に行ってしまうのは問題ということもあり、断りたいと思う方も多いでしょう。
しかし相手は友人や仕事仲間、下手な断り方をしてしまうと今後の付き合いに影響が出てしまいます。だからこそその断り方に悩んでいる主婦の方もいるでしょう。だからといってそのまま断れずにいるのも問題です。
では相手に嫌われないように飲み会の誘いを断るにはどのようにしたらいいのでしょうか。
一番手っ取り早い方法としてはこれでしょう。実際に相手もお金がない人間をわざわざ無理に連れていこうとは思わないはずです。やり方としては財布を見ながら、少し困ったような感じをして、その後お金がないといって断るのがいいでしょう。
財布にお金が入ってて誤魔化せない場合には、後々の何かの行事等で使うということを言いましょう。相手としてもそういう出費が痛いのは他人事ではないので、理解を示してくる可能性が高いはずです。
ただ、お金の件を言うとこのように親切心な相手だとその人が自腹を切ってくれるという展開になることもあります。この場合にはお金がないという断り方は使えない上に、ここで別の言い訳をして断ると、自分達と飲みに行きたくないと取られて相手に悪い印象を与えてしまいます。
特に親しい相手だとこのようにしてくる可能性が高くなるので、そうした意味では親しい相手にはあまり使えないともいえます。
飲み会は基本的にお酒を飲む場なので、そのお酒が何かしらの理由で飲めないということで断る方法です。特にお酒はアルコールを摂取するという意味でもあるので、主婦の方によっては本当に危険な理由もあることでしょう。
相手も基本的には無理に飲めない人を誘おうとはしないでしょう。そしてこの方法の場合には相手も今後誘ってくる可能性も低くなります。
しかし、一方で飲み会は必ずしもお酒を飲む場ではありません。実際にウーロン茶を始めとしたアルコール飲料でないものを飲む人もいます。なのでそういうものを飲めば大丈夫だと相手も説得してくる場合があります。
この場合には周りの雰囲気に釣られてアルコールを飲んでしまう可能性があるということを言いましょう。実際に飲み会というのは雰囲気的にアルコールを大量に摂取してしまいやすい環境なので、理由としては正当なものだからです。
尚、病気だとアルコールが飲めない理由としては一番なので、だからこそ病気があると嘘ついて断るという方もいるかもしれませんが、この方法はあまりおすすめできません。というのも嘘はバレた時に相手に悪い印象を与えることにもなります。
そして何よりその後の付き合いはその病気であることを前提にして付き合っていかなければいけなくなります。そうなれば演技する側としても無理にやらなければならないので厳しくなるでしょう。
主婦の方としては一番オーソドックスかつ効果のある断り方です。実際に家庭によっては夫が妻に飲み方に出ることを快く思わないという方もいるでしょう。何より子供がいる場合には尚更そう思われることになります。
相手もこちらが主婦であるということは自覚していて、友人同士だと同じ主婦としてはその気持ちは分かるとして、相手としても仕方がないと諦めざるを得ないでしょう。仕事仲間としても主婦だということで、理解してくれる方も多いはずです。
実際に以前に参加したことがあるという主婦の方は、その飲み会に参加したことによって、まずいことがあったということを話しましょう。実際にそうした体験談があれば相手としても「誘ってはまずい」という気にさせることができます。
ちなみに体験談がなくとも自分の家庭のことは相手も詳細には知らないはずなので、自分でそういうことがあったという架空の体験談を作ってしまうのも手です。とはいっても内容によっては嘘と暴かれる可能性もあるので、あまりボロが出ないようにまとめた話をしましょう。
しかし中にはそういう断り方が通じない人間もいます。その場合には仕方がないのではっきりと「それで夫や子供と何かあったら責任が取れるのか」と言ってしまいましょう。そうすれば相手としても言葉が詰むようになるでしょう。
もちろん相手からしてみれば悪い印象になりますが、少なくともこちらの立場を無視した人間なので、元から碌な人間ではないと割り切ってしまった方がいいでしょう。
もし断ることにするのなら、ぐだぐだせずにはっきりと行かないという意思表示をするようにしましょう。何故ならそうしてぐたぐたすることによって、相手に何か理由をつけて自分達と飲みに行くのが嫌だと感じ取られてしまい印象を悪くしてしまうからです。
そうでなくとも相手によってはぐたぐだしていると、飲み方に行かせる方向に誘導させようとしてきます。そうなればこちらが流されてしまう可能性も高くなり、結局断ることにした場合の相手へ与える悪い印象も大きくなってしまうので、だからこそ単刀直入に「行かない」という意思表示はしましょう。
しかし理由によっては相手も今後とも何度か誘ってくることもあるでしょう。そうなるとそれで断り続けた場合には、相手も自分に行きたくないと感じ取られて、印象が悪くなってしまいます。なのでそうした誘いの場をあまり作らないように、断る時にこちらが誘われないように、誘われてもいかないという雰囲気を作っておきましょう。
もし親しい友人の誘いを断るとするのなら、断るついでに何か自分の方で別の誘いや物を持ってくることを言うのもいいでしょう。そうすれば相手としてもただ断るとは違って、そうした対価の意思表示をしてくれることで悪い印象は持たないはずです。