主婦の方にとって家事をするのも大事ですが、その一方で近所付き合いも大事なものでしょう。特に他の主婦の方との交流は家事で疲れが溜まる日常においては癒される一時と感じている方もいるでしょう。
しかしそのように友好的な関係を築ければいいのですが、人の個性は千差万別、必ず相性が悪い人間というのはいるのです。そしてそれが他の主婦の方となれば、そこから問題は出てくるでしょう。実際に過去に有名な「おばさん」の問題が記憶にある方もいるはずです。
実際に近所の他の主婦からの悪口ばかりでなく、嫌がらせによって精神的に苦痛を受けているという主婦の方もいるでしょう。実害が出ればいいのですが、そうでない場合は中々こちらとしても手が出しにくく厄介ではあります。
ではそのような近所の他の主婦からの悪口があった場合にはどのように対処したらいいのでしょうか。
何をされても無視をしていれば相手もそのうち諦めるだろうと考える人もいるかもしれませんが、残念ながらそれは甘い考えです。確かにそれでやめてくれれば被害者としても苦労はしないでしょう。
むしろ相手によってはそれで自分が余裕があると勘違いして益々行為をエスカレートして、そのうちとんでもない被害を被られる可能性があります 。それを考えれば無視すれば解決するというのはとんでもない間違えなのです。
直接本人に会ってきて、それでやめるように言うという方法を取る方もいるかもしれませんが、それで解決していれば世の中に近所トラブルというのは存在しません。こうした相手は人格的にも問題がある場合が多く、言ったところで話が通じないということも多いからです。
むしろそれでうるさいことを言ってきたとして益々行為がエスカレートする可能性があります。なので易々と本人へと話をつけようとするのはやめましょう。ただ、何かの誤解でそうなっている場合には話をすることで解決することもあるので、原因がそれらの場合にはこの方法を取るのもいいでしょう。
そういう問題のある主婦の方は、自分だけでなく他の主婦の方も疎ましく思っているということがあります。なので他の主婦の方に声をかければ、その問題のある相手の対策へと力を貸してくれるということがあるでしょう。
当然協力してくれる人の数が増えれば増えるほど、対策が立てやすくなり、後々裁判沙汰になった時にも有利になります。なのでまずは人数を集めることから始めましょう。集め方としては、外で集まっているところに相談を持ちかけたりした方がいいでしょう。
基本的には人数が増えれば増える程いいのですが、その協力してくれる主婦の方の中にも問題のある行動をする方がいる場合もあります。そうなれば後々裁判沙汰になるとこちらの不利になってしまいます。
誰がそうかというのは判別がつかないのかもしれませんが、とりあえずは何となく危うい感じがする方には協力を取り付けないようにした方がいいかもしれません。
また迷惑を感じているのは主婦の方だけでなく、他の同じ地域に住んでいる方も被害を被っているということもあります。そうした方も相談すれば協力してくれる可能性が高いでしょう。
主婦の方と比べると様々な立ち位置の方もいるため、中にはそうした迷惑行為の防止という観点から協力してくれるという方もいる可能性があります。特に法に強い人の場合には心強い味方となることでしょう。
しかしそこの地域の関係上、他にはそうした主婦の方がいなかったり、協力してくれない方ばかりの場合にはこの方法が使えません。なのでこの方法が取れるかどうかという意味でも、普段からこの地域にどういう人が住んでいるか確認しておくのがいいでしょう。
こうした問題行動をする相手には法で訴えることができることもあります。実際に過去にそうした主婦同士の近所トラブルで訴訟がされて損害賠償を支払うことになったという件もあります。
しかし法的に頼るのなら、利用する側もその分考えて利用しなければいけません、
残念ながら相手の被害がまだ軽いものばかりだと、法的に訴えるのは難しい話となります。なのでこの法的な手段を使うタイミングとしては、相手の行為がエスカレートするか、長期間続けられた場合とした方がいいでしょう。
そしてもし訴えるのなら当然相手から被害を受けたという証明である証拠が必要となります。そうでないと本当の情報が分からず、相手を訴えても無駄に終わってしまうということがあるからです。
証拠としては相手が悪口を執拗に言うのなら、それを録音しておいてそれを証拠にした方がいいでしょう。また病気の診断書も長い間執拗な中傷を受けたのが原因の場合には、それも持っていけば証拠とすることができます。
録画してその姿をおさめておくのもいいですが、相手が見ているとなると録画をするのは中々やりにくいものです。むしろ下手に録画をしてしまうと相手からのプライバシー侵害となってしまうこともあるので、録音で済ませた方がいいでしょう。
法的に罰することで相手の嫌がらせがなくなればいいのですが、相手によってはそれでも懲りずにしてくるということがあります。何よりこうした近所トラブルでの罰則は軽いものになることが多く、裁判をしてまで見合うほどの罰を与えられる可能性が低いからです。
ただ、一応はその後も常習的に続ければ、相手にもっと重い罰を課せられる可能性もあるので「前例」を作るという意味では無駄ではありません。それでもそのためには、この法的に訴える手段の使いようが大事ということです。
他で解決しない場合には仕方がないので、自分達の家族が別の地域へ引越しをするしかないでしょう。この場合にはその悪口を言い続けてきた問題のある主婦に勝ちを譲るような行為となってしまいますが、それでも精神的な苦痛には変えられないでしょう。
移住すると決めたのならさっさとしてしまいましょう。そうすれば相手からの被害も減ることになるのですから。引越しをして行く去り際に最後に相手に怒りをぶつけるというのもありですが。やり方によってはこちらが法的に不利となるのでその辺りは考えてやりましょう。