終わったはずが、女性が生理後にもイライラするのは何故?

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基本的に女性の生理は生理前にイライラが出てきて、それで生理中にもイライラはするが時間が経つにつれて治まっていき、そして生理後は何事もなかったかのようにイライラがなくなって、それで生理が終わるという進行であることが多いです。

しかし女性の方の中には生理が終わったはずのその生理後でもイライラが続いていそれに悩まされている方もいるでしょう。特に生理が始まっている間とは違ってそれが済んだ後なので、時間が解決してくれるということは難しい話です。

では生理後もイライラが治まらない女性の方は何が原因なのでしょうか?

まずは状態を確認しよう

生理後のイライラは生理中や前のイライラとは違うことが多いです。なのでイライラする他に何かしらの症状が出ていることでしょう。まずはイライラ以外に何が自分の体に起きているかを確認してみましょう。

イライラ以外に痛みがある場合には

もしイライラだけでなく痛みがあるのなら、当然体というよりは生理に関係する箇所に何かしらの異常が起こっている可能性が高いです。実際に人間の痛みというのは、そういう体の異常を知らせるための現象ではあるのですから。

そうなったらそのまま放っておくと症状が進行してとんでもないことになる恐れもあります。なので痛みを感じたらすぐに病院へ行き診断をしてもらいましょう。場合によっては病気でないということもありますが、それでも病気である可能性があることを考えるのなら、行った方が安全です。

病気でない場合には

もし痛みが病気のものでなかった場合にはホルモンバランスが崩れているのが原因である可能性があります。生理後痛と呼ばれるものですが、体がとにかく正常に戻ろうとして、それでホルモンバランスが崩れてしまうということがあるのです。

痛みがない場合には

痛みがないのなら生理に関係するというよりは別の要因、体の冷えやストレスによってイライラしている場合があります。生理前に、生理中に、生理には直接関係のない何か症状があったか振り返ってみましょう。

生理後のイライラを改善するために

病気の場合は診察をして、それを治療するための行動をする必要がありますが、そうでないのならホルモンバランスを整えることが改善へとなります。

栄養をしっかり摂る

ホルモンバランスの乱れは栄養分が不足していることが原因ともされています。特に生理中は血が出てしまうことにより、そこから様々な栄養分が排出されてしまうということにもなります。

なのでそれを補うための食事をしましょう。特に血が出ているということは血が足りていないということが多いので、血液を作るためのたんぱく質を始めとして、鉄分やカルシウム、マグネシウム、ビタミンB を摂っていくようにしましょう。

特に血液を作るものとして大事なのは鉄分であり、過剰な摂取は逆効果ですが、積極的に摂っていきたい成分です。鉄分を含む食べ物としては

  • レバー
  • ホウレンソウ、パセリ
  • かき、しじみ
  • ひじき、わかめ

といったものがあるので、これらを食べていくのがいいでしょう。またビタミンCも吸収率を上げてくれるので、それらも一緒に摂取すれば尚効率よく体に取り組むことができます。ビタミンCを含む食べ物としては

  • アセロラ・ゆず・レモン・柿
  • ピーマン・パセリ・にがうり
  • 海苔

といったものがあります。料理として組み合わせられるものは組み合わせれば効率よく摂取することができるので、そうして摂っていくのが一番でしょう。

サプリメントも利用しよう

とはいっても毎日これらの成分を摂取するのが難しいという方もいるでしょう。そうした方はサプリメントで補うのがいいでしょう。幸いサプリメントの中には血が足りなくなる場合が多い女性のための成分が含まれたサプリメントも存在します。

とはいってもやはりサプリメントに頼り切った食生活にしてはいけません。足りない分を補うようにするように、ある成分は食事で摂って、取れないものはサプリメントを利用する使い方をした方がいいでしょう。

ダイエットをしているのなら一旦やめる

女性によってはダイエットをしていることで、充分な栄養が取れず、それでホルモンバランスが崩れてしまっているということがあります。また無理にダイエットをしているとそれによるストレスも生じていることでしょう。

特に整理中にダイエットをしていたのなら、それが原因でこうして生理後にホルモンバランスの崩壊になっているという可能性が高いです。なのでもしダイエットをしているのならそれは一旦やめることにしましょう。

ダイエット後のリバウンドが気になってしまうところですが、無理に続けてそのまま倒れてしまったら何もなりません。なのでダイエットを再開するのなら、イライラがなくなった時、ホルモンバランスが整った後にしましょう。

他の病気で原因があるのならそれを治す

病気が重なって、その病気が原因となっているのならまずはその病気を治すようにした方がいいでしょう。生理の間は体も心も安定しない時期であるので、そのせいで何かしら病気を発症してしまうということも珍しくはない話です。

冷えが発生しているのなら当然その冷えを治すべく体を温めましょう。ストレスが原因ならストレスを解消するようにしましょう。どちらもすぐに改善できるものではないので、イライラするのは辛いですが辛抱強く改善していってください。

他の生理時期の行動が対策となる

生理後のイライラは生理前や生理中の行動によって対策が取れるということもあります。

生理前

生理前のイライラもホルモンバランスの崩れですが、こちらも体の冷えを治したり、ストレス解消、そして食事のバランスを整えることで抑えることができるようになっています。

見ての通りに生理後のイライラの原因となっているものもあるので、そうしたものを生理前に解決しておけば、生理後のイライラが起こる確率も下げることができるというわけです。

今、生理後で起こってしまっているのなら後の祭りではあるのですが、もし今後生理が始まる際にそれらの行動をすれば生理後も楽をすることができるでしょう。

生理中

生理中の対策といえばやはり生理痛ですが、こちらもやはり食事のバランスをよくして、体を温めて、ストレスを溜めないようにするのが対策となっています。こうして見ていけば分かる通りに、実は生理への対策というのは結構共通している点も多いのです。

実際に生理の問題は大抵はホルモンバランスの崩れが課題となっているからです。なのでどこかの生理で対策をすれば、別の生理時期の対策にもなるということでしょう。

大抵は生理前や間にイライラするということが多いのですが、最近では生理後のイライラも珍しいことではないでしょう。しかし、どんな生理にも病気であること以外はホルモンバランスの崩れが原因なので、それを解消するようにすれば自然と解決へと向かわせることができます。
解決するまではイライラしてしまいますが、その解消した後は気持ちよく日々を過ごすことができるはずです。なのでイライラもそのためのものとして割り切ってしまいましょう。

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