苦しい時、悲しい時。「愛」なんて言葉が遠くて崇高なものに思えて、自分では到底手にする事の出来ないもの、と思ってしまう時がありませんか。
今の自分じゃなくて、もっと綺麗で、もっと可愛くて、もっと素直で、もっと愛嬌のある子だったら愛されるのに。って。
けれど、本当の愛とはありのままのあなたに備わっているのです。その愛される5つの理由についてご紹介します。
心から悩むあなたにこの記事が少しでも前へ歩む一歩になりますように。
小さい頃、お母さんに「そんなんだからあんたは愛されないんでしょ?」「それじゃダメよ」「ちゃんとしなさい」「しっかりしなさい」「ちゃんと挨拶出来ない子は愛されませんよ」なんて否定の言葉で育った人も少なくないかもしれません。
けれど、本当はあなたは何もしなくても、それが例え出来なくても愛されています。大好きな命の源であるお母さんや大好きなお父さん、兄弟からそんな事を言われてしまうと命の根っこである心が病んでしまうかもしれないけれど。
だからこそ、大人になったあなたにしか出来ない、「それでも私は愛されている存在」と過去の自分も肯定していただきたいです。
それをできるのはあなたしかいないから。そして、お友達からいじめをされたり、ものを隠されたり、仲間はずれにされて、「こんな私生きている価値もない」と強く思ってしまった人もいるかもしれません。
けれどだからこそいまのあなたに知って欲しい。そんな態度をとられて、そんな「経験」をした事のあるあなただからこそ人に優しく出来る今のあなたがいるのであって、そんな対応をされるような「価値」のある人間はいません。
だから元々勘違い。あなたは元々愛されている存在として生まれてきています。
やんちゃっ子だったあなた、いつも人に迷惑をかけながら生きていたあなた。思い返してみると悪い事ばっかりしていたな、って自分を責めてしまう日が来ている人もいるかもしれません。
けれど怒られた記憶がある人は愛されていた証拠です。怒られている自分はどうせ嫌われ者、と思っている人もいるかもしれません。けれど怒る側は嫌われる事を覚悟しなければならないリスクを抱えています。
大人になると嫌われる事や面倒な事は関わりたくない、と思ってしまいます。けれどそれを敢えて受け入れた上で誰かを叱ったり、怒ったりするには理由があるし、ちゃんとあなたに気づいて欲しいとの願いが込められています。
もし、幼少期に怒られる経験を沢山して「自分は悪い奴だった」という風に思っている人がいたら、「自分は愛されている存在だった」と言い直し、沢山の失敗という経験を幼少期に経験してくれた自分に感謝しましょう。
後悔はそんな大切な人を見えにくくするので是非、自分に沢山の肯定感をもって周りの人を見渡してくださいね。きっとあなたを愛してくれているその人の存在に気づくはずです。
ありのままで愛されている自信がない人がいたら、それはあなた自身が何かに「我慢」をして自分自身に仮面をかぶっている人かもしれません。
幼少期に自分自身を出せていたけれど大人になるにつれてどんどん「ああしないとダメ」「こうしないと怒られる」といった恐怖感から自分自身をどんどん小さく見積もっていってしまっているのかもしれません。
あなたがあなたらしくいることで怒られる事はいいことです。そして誰かに批判されてもそれはあなたの中に何か批判を抱えているその人の問題なのです。
あなたは何も悪くありません。もし、現在今の自分を好きになれていない人は、まずは自分が好きな自分を見つけてあげることに努力しましょう。それをもし批判されるのなら「これが私です」と言える自分を愛するまで他人を気にせず自分を好きになる努力をしていきましょう。
うまくいかないな、最近なんだか心が窮屈、と感じている人の多くは自分自身が本当の自分になれていない事を教えてくれています。
または最近なんだが悪い事が続く、嫌なメールが届く、他人から冷たい態度をとられるといった、心がマイナスに働く事があれば、それはあなたの心がマイナスになっている事を知らせてくれているサインです。
人と人は心が繋がっています。目に見えないので信じづらいかもしれませんが、あなたの大切な人がもし悩んでいたり、苦しい思いをしていた時にメールをしていればそれになんとなく気づけるのと一緒の事。
仕事場でなんとなく落ち込んでいる様子が伺える人も、普段のその人が出ていない事があなたには分かるからでしょう。
それはあなたも同様という事です。あなたも他人から見られているし、それは心で繋がっているので自分とは遠く離れている人にも通じるものがあります。
本当はあなたがありのままでいて、なんの不安もなくて穏やかな生活を送れている時は周りの人も穏やかなのです。
ありのままのあなた、本当の愛、それはそのままの自分を受け入れ自分を愛するあなたが生み出すものだということを知ってください。
そしてそれが周りの人へ穏やかさ、幸せを配るマネーだと言っても過言ではないでしょう。
家族仲が不仲で、別居したり、夫婦が離婚したり、誰も信じる事が出来ないと悩んでいる人がいたら感謝する事ほど難しい事はないのかもしれません。
けれど色々な対人関係での悩みや恋愛の悩みを抱えている人の多くは自分自身のルーツでもある両親の悩みにぶつかる人が多くいます。
それは本当の愛でもある自分自身という「命」を否定しているからかもしれません。特に悩みもなく平和という人はこの世の中にいません。
誰もが悩みを抱え、人には言えないような後ろめたいこと、自分ではもう意識はしていないけれど悲しいことを潜在意識下に押さえ込んでいる人もいます。
何も悩みがないと言っている人は悩みを受け入れている人かもしれないし、そこまで考える必要性がないと思っている人かもしれません。
けれど今、悩みを抱え悩んでいてどうにかしたいと足掻いている人は「今」のあなただから解決出来る悩みです。だからこそ「今」思い切り悩んでいるのでしょう。
そんなあなたがありのままで愛される理由は、両親を選んで生まれてきたという事。受け入れがたい人程もしかしたら効果があるのかもしれません。
受け入れられない、と強く否定した人程なぜそのように感じるのか自分の内側をめぐっていくと思い出せるようになるでしょう。
この記事が少しでもあなたの役に立つことを祈っております。