「あぁ、なんで自分はこんなにダメなんだろう」「すぐに落ち込んでしまう自分が嫌い」「あの人はちゃんと出来ていてすごいなぁ」と思ってしまう人へ。
仕事環境や家庭環境、喧嘩ばかりで人間関係に疲れたり、いつもイライラしてばっかりの日々。すぐに疲れちゃって嫌になる自分、強くなりたいのに弱い自分が大嫌いと思う人もいるかもしれません。
実はそのイライラやすぐ落ち込んでしまう原因はあなたの中にちゃんとあります。弱い心からの5つのメッセージを受け取り、ありのままの自分でもいいと思って受け入れられる自分になりましょう。
弱い自分が嫌いと思っている人にとって人から「弱いね」と言われる程嫌なことはないかもしれません。人から出来ない事を責められたり、悔しい思いも沢山するでしょう。「自分があの人だったら」と人の事を羨ましくなって自分を責めてしまう事もあるかもしれません。
けれど弱さは強さに変えられるチャンスです。よく幼少期は言葉がどれだけ人を傷つけるのか分からないため言葉の刃物でお互いに傷つけあったりします。人と違う事を個性として見るのではなく弱さとしていじめる対象になるからです。
大人になったらそんな事忘れてしまうかもしれないけれど無意識ではその事を覚えていて、いつまでもその感情と向き合わないと、社会に出てからも似たような人を連れてきて「気づいてよ!」と自分が自分にサインを送る場合もあるのです。
今イライラしている事が起こっていたり、悲しい事が自分の周りにあると感じている人は自分の弱い心を責めるのをやめて、強くなった自分をイメージしましょう。本を読んで立ち直った人の話を読むのもいいと思います。
過去を振り返り傷ついた自分を今の自分が慰めて抱きしめてあげることも強くなる1つの方法です。是非「弱いからこそ強くなれた」と本当の強さを手に入れられる自分を沢山イメージしてくださいね。
誰かの言葉にすぐに傷ついたり、いじめられっ子だったりする人程心が優しく、人の傷に気づいてあげられることが出来る人です。傷ついたり悲しい事があるから人へ優しくしてあげる事が出来ます。
そうやって人と人が繋がる事が出来る事を教えてくれるのが「弱い心」の存在の意味です。きっとなんでも出来て、強くて勝ち負けの世界で生きていける人がいたら人とのつながりが感じられないかもしれません。
弱さがあるから強さがある。あなたに出来ても周りの人は出来ないかもしれません。そんな時、自分が出来ない部分を持っているからこそ人に優しくしようとも思えます。
弱い心は小さい頃のあなたの場合もあります。小さい頃ちょっとした事、本人でも気付かなかった傷を持っているのです。インナーチャイルドという表現をしますが、小さい頃の自分がまだ立てずに赤ちゃんのように泣いているような所を想像しましょう。
イライラが続いて弱い自分に嫌気がさすとき、「なんで自分はこうなんだろう」と思う時はその弱い心は小さい頃の自分を責めていると思ってみてください。例えば上司から色々な事を言われてすごく傷ついてしまった時、実は小さい頃親に言われた傷ついた一言だったりします。
弱い心、つまり小さい頃のあなたがその傷ついた事を分かって欲しくてその上司を引っ張り出してきて「傷ついた」事に気づいてと願っているのです。弱い心が教えてくれているのは昔傷ついた小さい頃のあなたです。
弱い心と出会った時は無視して強くなろうとするのではなく、「どうしたの?」と声をかけてみたり、「そうだね、傷つくね」といった風に自分に優しくしてあげると段々とイライラが少なくなったり、もめていた問題も解決していくでしょう。
あなたが弱い心を毛嫌いして受け入れられないとき、突っぱねて自分で頑張ってしまう時程周りの人が悲しい事はありません。
「そんなの嘘!」と、自分で頑張らないといけない、人に弱みを見せてはいけないと思って生きてきた人にとっては信じがたい内容かもしれません。人に迷惑をかける、という事自体嫌いな人もいるでしょう。
けれどだからこそ弱い心は「あなた一人で頑張らなくてもいいんだよ」と周りの人を使って教えてくれています。本当は気を張って疲れてはいませんか。「負けたくない」という気持ちも手放せずにいるかもしれません。
ありのままの弱いあなたが愛される事を知ると周りの人が神様のように思えてきて、今まで沢山の愛情を断っていたんだな、と思う日が来るでしょう。
少しづつでもいいので人に弱みをみせる1番やりたくない事にチャレンジしてみてください。きっとあなたが思っていたよりも多くの幸せがどさっとやってくるでしょう。
弱い心には強い心が寄ってきます。よくか弱い女性ほど男性にモテますが、弱い心もその原理と一緒です。男性は強くありたいし、誰かを守れるヒーローになりたいのです。よく歌の歌詞にも「でもヒーローになりたい、たった一人君にとっての」といった風に歌われていますが本当です。
旦那さんが優しくない、と感じている人は旦那さんに負けたくない、弱みを晒したくないといった感情を無意識に持っているからかもしれません。
また、弱い心を持ったままの自分でいいのか将来が不安になっている人は、いつか必ずあなたのその弱い心の輪郭にぴったりの強い心を持った人に出会うための幸運の目印だと思ってください。
弱い心はあなたを守るためにあるのです。そしてそれは人から守ってもらうという愛を知るために。
是非紹介した5つのメッセージと自分の弱い心と向き合って抱きしめて一緒に歩んで行きましょう。