些細なことでイライラしてしまうことありますよね?イライラしているときに限って次から次へとイライラすることが出てきて、負のスパイラルにはまってしまうことすらあります。1日を台無しにしないためにも怒りの感情は早く手放しましょう!
ヤケ酒という言葉もあるように体内に水分を取り込むことはイライラを鎮めることに役立っています。お酒を飲むことは、酔うことで思考を紛らわすことが目的ですが職場で缶ビールをぷしゅっとあけるわけにはいかないのでコップ一杯のお水を飲むことは非常に有効です。
水道水やミネラルウォーターでもいいのですが、無糖の炭酸水であればさらに清涼感が増して鎮静作用の効果が高まります。
コップ一杯の水で怒りが収まるならそれに越したことはありませんが、イライラは恐らく消えません。コップ一杯のお水を飲むことはこれから行う作業をより効果的にするための下地となるのです。
喜怒哀楽という言葉があるように怒りの感情も無理に抑えてしまうのもよくありません。適度にイライラすることも時には必要なのです。
人間がイライラし続けられる時間は20~30分と言われています。30分間「ムカツクムカツクムカツク…」と呪文のように心の中で唱えてみましょう。
いまから30分は好きなだけイライラしていいんだ!と思ったらそれだけでスッキリできるはずです。
心の中で「ムカツクムカツクムカツク…」を唱えていると、深呼吸になっているはずです。ムカツクムカツクムカツク…のときに息を吐いているか止めている状態になっています。そして次のムカツクムカツクに備えて大きく息を吸います。
普通に深呼吸するだけではなく、怒りの感情を一緒に吐き出すように深呼吸することで徐々に元の精神状態を取り戻すことができます。
さらに「ムカツク」を言うことで集中している状態を作ることができます。イライラする自分を認めてあげると同時に「わたしの言い方がいけなかったからかな」「そんなこともあるよね」「お節介だと感じたけど心配して言ってくれたのかも」なんてそのときの状況を客観的に眺めることもできます。
30分間怒りの感情を放出しました。ここまでくるとイライラしていたことが大したことなかったなというレベルにまで改善されたと思います。それでもまだイライラが止まらないときは、全力疾走しましょう。
日中はずっとイライラしていられないほど処理することがありますからイライラしながらも紛らわせることができますが、帰宅後にイライラすると自宅という密室の環境も手伝ってノンストップになりがちです。
実はお気づきの方もいるかもしれませんが、元気がないとイライラできないのです。言い換えると元気があるからこそイライラしてしまうのです。
イライラが止まらないときは近所を全力疾走してみましょう。
走って疲れてまだイライラが収まらないとき、もしくは勤務中で全力疾走できないときには深呼吸よりもさらにレベルをあげた方法を試してみましょう。それは息が吸えない状態を作ることです。
ある種のショック療法ですが、イライラしていたことが一瞬吹き飛びます。そして当たり前のように呼吸ができるありがたさを感じてイライラしていたことが小さなことに思えるはずです。
やりすぎには注意が必要です。
心がだいぶ落ち着いてきたところでなぜイライラしたのか書き留めてみましょう。すっかり忘れてしまっている人もいるかもしれませんね。
書き出してみると過度な要求をしていたことや自分の言い方に非があったことがわかります。相手に何かされたり言われたりした場合でもそうすることでしか自分の表現できない可哀想な人だと同情してあげることもできます。
イライラしている真っ最中に紙に書き出す作業をしてもはかどりませんから、イライラが静まってきたころに行うのが最適です。
いかがでしたか?些細なイライラほど「なんであんなに怒っちゃったんだろう?」と思います。日々発生する小さなイライラはこれらのことで驚くほど解消されます。
逆にいえばこれらのテクニックで怒りが収まらない場合は精神疾患からくるものだったり根本的に解決しなければならない別の問題がある可能性があります。そんなときは第三者に話を聞いてもらったりするなどのアプローチが必要です。
あなたの貴重な人生をイライラで支配させないようにしましょう!