主婦の友達作りに役立つポイント、適度な距離で快適友達つき合い

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結婚して主婦になって大きく変わるのは友達付き合いです。主婦友達の存在は主婦の一日の気分を楽しくも憂鬱にもさせる、とても重要なものなのです。主婦の一日は主婦友達とのかかわり方によって左右されると言っても過言ではありません。主婦友達というのは独身時代の友達とは違って、自分の本音をバシバシぶつけて個人的感情丸出しに付き合うわけにはいきません。

付かず離れずほどほどの距離を置いて付き合っていく心得が必要なのです。特に近所の主婦仲間とはできるだけトラブルを起こしたくないものです。長い付き合いになる主婦友達との間を波風立たせず穏便に続けていくためには、いくつかのポイントがあります。楽しく井戸端会議ができる関係を保つために主婦となった自分の身の振り方を考えてみませんか?

主婦友達を誘うのには家庭への気遣いが必要

主婦友達というのは独身時代の友達付き合いとは違って、自分達の都合だけで気ままに誘い合って遊ぶわけにはいきません。独身時代は自分の都合だけで自由に友達と約束をして予定を組むことができましたが、主婦ともなると夫や子供の事情などを含めて相手の予定を伺うことになります。

ちょっと気軽にお茶をするというだけでも、相手の予定に神経を遣うのです。休日などは特に「無理に誘ったら相手のご主人に悪いかしら」などと家庭の事情まで配慮して声をかけることにためらいを感じます。誘う方も誘われる方も双方の家族の予定にまで気を遣って付き合わなければいけないのです。

女友達の誘いは三回断ったら危機を招く

そこで気を付けたいのが主婦友達から誘いがあった時の対応の仕方です。主婦友達は相手の家庭事情まで配慮して遠慮しながら誘ってくれるのです。その誘いを立て続けに断る事は主婦友達を遠ざける原因になります。友達からの誘いを三回続けて断ったら次が無いと考えた方がいいでしょう。

女性は自分からの誘いを断られたら、プライドを傷つけられたようで気分を害するものです。一回や二回は相手にも都合が合って、断られても仕方がないかもと考えます。でも、それが立て続けに三回となると、「自分のことをやんわりと避けているのでは?」とか、「自分が誘ってもどうでもいいと思っているんだ」等と考えて距離を置いてしまうのです。

「どうせいつ誘っても付き合う気なんてないんだから、誘うだけムダ」ということになって、声をかけるのを止めてしまいます。“誘われても今日は気が進まないから”とか、“面倒くさいからまた今度でいいや”と考えて誘いを断っていると主婦友達に、“誘っても仕方ない人”というレッテルを貼られてしまいます。主婦仲間に置いてきぼりにされるのは主婦にとって命取りです。近所付き合いが気まずくなるし、生活の情報が入ってこなくなるからです。

本音で語り合えるほど親しくない主婦友達の場合は、大切な用事が無い限りは三回に一回は誘いに応じて付き合うようにしましょう。もちろん、時には自分の方から声をかけることも必要です。主婦友達の付き合いには、気分次第で誘いに乗ったり知らんふりという気儘さは通用しないのです。

友達に愚痴ばかりこぼすのはNG

付き合い始めた主婦友達に気心を許してついつい愚痴ばかりこぼしていたら要注意です。女性は、責任の無い他人の噂話を言い合うことには嬉々として乗ってくるのですが、一方的に人の愚痴を延々と聞かされることには関心を示さないのです。たまに愚痴を聞かされる分に関しては、友達ならば仕方ないと思って渋々ながらも聞いてくれるでしょう。

でも、それが毎度のこととなれば、いい加減にうんざりしてくるものなのです。他人の愚痴を延々と聞かされるのはとても疲れてエネルギーを消耗するものです。愚痴を言う方は、言ったことで多少気持ちがスッキリするかもしれませんが、聞かされる方はそのマイナス感情を引きうけてぐったりと疲れ切ってしまいます。

それが自分に全く関係のない家庭の愚痴ならなおさら黙って聞いていることがばかばかしくなってきます。会う度に愚痴を主婦友達に長々と聞かせていれば、しだいに主婦友達の反応が冷たく無表情になっていきます。もし、そういう心当たりがあるようなら、すぐに愚痴をこぼすのを止めた方がいいでしょう。それは主婦友達が離れていくサインです。

さりげない自慢話はNG

主婦友達の会話の中で避けたいのが、“さりげない自慢話”です。会話に夢中になるうちについ持ち出してしまいがちな話題ですが、同年代の家庭の主婦というのは、密かにお互いの家庭事情にライバル心を感じています。この場で家庭の自慢話を匂わせるのはNGです。

持ち家や自家用車、夫の容姿や経済事情等、口には出さなくても気持ちの中には不平等感が渦を巻いています。子供がいる主婦の場合はお互いの子供の話題をよく持ち出しますが、話しの流れに乗って自分の子供の成績の良さやスポーツ競技で活躍した話等をうっかりしようものなら、友達からイエローカードを渡されます。

ちょっと嫌味な女と思われて、本人がいない所で他の主婦たちにそれとなく批判されるでしょう。自分のいない所でこっそり批判されるのはとても嫌なものです。その引き金になる家庭の自慢話には十分注意を払いましょう。

主婦友達を物販の対象にするのはバツ

主婦友達との間に溝を作る原因に友達への物販の強要があります。趣味のサークルの発表会のチケットや作品の販売のノルマを主婦友達に頼んで買ってもらおうとするのは考え物です。手っ取り早くノルマがさばけて楽だと思いがちですが、売りつけられる方は迷惑です。

自分から率先して売って欲しいと申し出されない限り、無理に売りつけるのは止めた方がいいでしょう。よく観察していれば、主婦友達が迷惑顔でノルマを引き受けてくれているかどうかがわかります。もしほんのちょっとでも嫌という表情が見えたなら即刻友達への物販は止めましょう。

家庭の事情に突っ込みすぎる態度はNG

独身時代の友達との付き合い方と違って主婦友達との付き合いで気を付けたいのが、お互いの家庭の事情に深く入り込み過ぎないという点です。仲良くなるにつれ、付き合い始めた当初の遠慮を忘れて、つい相手の家庭事情に首を突っ込んで根掘り葉掘り立ち入った話にまで首を突っ込んでしまいがちですが、それは主婦友達との関係を壊す原因になります。

長く付き合いたい主婦友達こそ深入りしない、付かず離れずの距離を保つ心得が必要なのです。仲良くなったからと言って簡単に主婦友達に家庭の悩みや事情を洗いざらい明かしてしまうことにも注意が必要です。女友達というのは長い目で気長に付き合わないと簡単には相手の本質は見抜けないものです。

知らない間に自分が漏らした話が噂になることも

気を許した主婦友達にうっかり家庭の事情を打ち明けたために、知らない間に主婦友達の間で、自分が漏らした家庭の事情や悩み事が噂となって広まっていたという問題が起こります。そういう事態になって初めて「しまった、信用してあらいざらい悩みを打ち明けるんじゃなかった」と後悔することになります。

主婦にとって家庭は自分の城ともいえるとても大事な生活の場所なのです。いくら悩みがあるとはいえ、その大事な家庭の事情を簡単に主婦友達に洗いざらい打ち明けるのはご法度です。無責任な噂話をされることは家庭で過ごす時間が多い主婦にとって生活に響く痛い事なのです。長い目で見て少しずつ心を許していくようにしていきましょう。

主婦友達の付き合いはポイントさえ押さえておけばそれ程心配することはありません。上手く付き合うことで、生活に役立つ情報を教え合ったり、困った時に助けてくれる力強い味方にもなってくれるのです。独身時代とは異なる、少し距離を置いた付き合いをすることで落ち着いた長い付き合いを続けていけていけるようにしたいものですね。

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