有酸素運動の代名詞とも言われているジョギングは、様々な健康効果をもたらしてくれます。ダイエットのためにジョギングをしようと志しても、続けるためには相当な根性を必要とするのもジョギングです。
「疲れるから。」「大変だから。」「続かない。」などと、ジョギングを敬遠する声は多数聞きますが、一方では、「ジョギングは楽しい!」「意外と平気だった。」「思いのほかはまってしまった。」という人も多いのです。
ジョギングにはまった人は皆、ダイエット効果だけではなく、ジョギングのもたらす様々な恩恵に心酔しています。そして心身ともに健康になっていくのです。
最初は大抵、「痩せたい。」とか「脂肪燃焼したい。」とか「代謝を上げたい。」などのダイエット目的でジョギングを始める人が大多数でしょう。
しかしそんなダイエッターたちは、ジョギングを続けることであることに気がつきます。それは見た目だけではなく、自分の「心までも変化している」ということです。ジョギングをすることによって、前向きな思考になっていくのです。
ではなぜ、ジョギングによって前向きな思考になるのでしょうか?それはジョギングをすると脳内にいくつかの幸せホルモンが分泌されるからです。それらの幸せホルモンが、気持ちを前向きに健康的にしてくれるのです。
幸せホルモンのひとつ、「セロトニン」って聞いたことありませんか?ジョギングをするとこのセロトニンが脳内に分泌されます。
「産まれたからには楽しく生きたい!」という考えの方にはジョギングは最適な運動です。
ジョギングを一度でもしたことのある人ならわかるでしょうが、ジョギングはものすごく疲れます。特に肺活量の少ないジョギング初心者にとっては、走ることは本当に大変です。しかし疲れた分だけの効果は十分にあります。
ジョギングの消費カロリーは、30分走ることで約200キロカロリーほどです。もちろん消費カロリーに個人差はありますが、200キロカロリーを多いと感じるか少ないと感じるかはあなた次第です。
毎日の摂取カロリーを食事制限で減らすよりは、ジョギングでカロリー消費することを強くおすすめします。その方がはるかにダイエットのストレスが軽減できるからです。ジョギングをすればするほど心は健康になっていくからです。
当然と言えば当然ですが、ジョギングを毎日すれば、単純に体力がつきます。子どもでも大人でも、専業主婦でもどんな職種でも、体力のいらないことなんてありません。体力はあってしかるべきものです。
ジョギングを始めたとしても、続けることは非常に困難です。「さて、走りに行くか。」と言うところまで気持ちを持っていくことが、まず大変なのです。走っている最中も、「ちょっと歩こうか。」という自分の気持ちとの戦いです。
そう、ジョギングは「自分との戦い」に他なりません。目標をもって、地味に長くこつこつと頑張れるかどうかにかかっています。逆に、ジョギングを毎日している人物ならば、どんな苦難も乗り越えられるのです。
ジョギングを続けていくうちに、「ふぅ…今日も走るのか…仕方がない。」と言うところから、「ようし!走りに行くぞ!」という前向きな気持ちになっていくので不思議です。気持ちを前向きにするジョギング効果のおかげですね!
ジョギングをすると汗をかきます。どんなに寒い雪の中でさえ、ジョギングを3~40分続けると、身体が暖まってジワーっと汗をかいてくるでしょう。汗と一緒に老廃物も出ていくので、ジョギングは美肌効果も期待できるのです。
冷え症で家に閉じこもってガタガタ震えている人には、自信を持ってジョギングをおすすめします。雨や雪の中でも、街道をジョギングしている人を見たことありませんか?ジョギングとは、あれほどに人を魅了するスポーツなのです。
ジョギングの一番いいところは、外の景色に目を向けられるところです。普段何気なく通っている道や、車で通過するだけの道路でも、ジョギングをしながらゆっくりと眺めることによって、違った風景に見えるのです。
ハワイのホノルルマラソンなど有名ですよね。大きくて有名なマラソン大会が開催される都市は、決まって景色や街並みが美しいところです。あなたの住む町の近所も、小さいサクラ並木や、忘れられた祠など、古き良き日本の美しさが隠れているでしょう。
ある程度ジョギングに慣れてきたら、ジョギングのプロの書いた本などを参考にして、体幹を意識した走り方にしていくといいでしょう。ジョギングによって体感を鍛えると、基礎代謝がどんどん上がっていくのでダイエットや健康にも効果的です。
また、ジョギングをするときは足に合ったランニングシューズを用意するといいでしょう。正しいランニングシューズを装着するだけで、足の筋肉の付き方が変わります。ジョギングによってごつごつと余計な筋肉がついた足は嫌ですよね。
ランニングシューズ選びをきちんとすれば、正しい走り方を知らないジョギングビギナーであっても、足が美しく整っていくはずです。ジョギングにおいてシューズはとても大切なキーアイテムなのです。
エスカレーターをやめてちょっと階段で上がったくらいで、ぜえぜえと息切れすることはありませんか?日々の運動不足の積み重ねに見切りをつけて、ジョギングで疲れにくい身体を作ることをおすすめします。
身体は使わなければ使わないほど衰えます。また、普段使わない筋肉から徐々に衰えます。慢性的な身体の衰えは、様々な病気をもたらして不健康な一生になるでしょう。
肺活量が鍛えられると階段を駆け上ったくらいでぜぇぜぇというみっともないことにはなりません。また、ジョギングは肺を膨らませて新鮮な空気を送り込んでくれるので、肺も健康に保ってくれます。
やめられない喫煙に困っている女性も、ジョギングを始めると、すぐに禁煙ができるようになります。ジョギングをすると、喫煙で衰えて汚れてしまった肺を、クリーンに強くする効果も期待できます。
足裏には全身の内臓に通じるツボがあります。足裏を刺激すると、その個所に該当する内臓の疾患をよくする効果があるのです。ジョギングはなんと、この足裏のツボ効果も得ることができるんです。
さて、注意しなくてはならないのはジョギングのシューズ選びです。ジョギングは、志したその瞬間から、すぐに始められるお金のかからないスポーツです。最初はお手持ちのスニーカーで十分でしょう。
まさかとは思いますが、ローファーや革靴で走ることだけは避けましょう。足に負担がかかってしまいます。ジョギングの翌日に足がパンパンになってしまいますから!(汗)
数日ジョギングにチャレンジしてみて、「自分でも出来そう。」「続けられそう。」「楽しい!」などと思えたら、いよいよシューズ選びのときです。
足の甲の高さや幅は個人差が大きいのです。単にサイズだけでジョギングシューズを選ぶと、足の血行を悪くしたりと不健康につながります。シューズは必ずランナーのアドバイスを参考に選びましょう。
時間がない時は2キロ。休日で余裕がある時は10キロなど、その日の様子や気分によってコースを変えるといいでしょう。
いつも同じ景色では飽きてしまうので、たまには遠くの綺麗な公園に自転車で出かけて、公園内をジョギングで周回するのも楽しいですよ。
持続的な健康維持に最適のスポーツ、ジョギングについて紹介してきましたがいかがでしたか?
ジョギングは、誰でも思い立ったその日に出来る、一番身近なお手軽スポーツです。健康にもダイエットにも美肌にもメンタルトレーニングにも効果的で、長く続ける価値のある楽しいスポーツです。あなたも是非、未来の美ジョガーを目指してみてください。