【女性必見】冷え性の原因と誰でもできる簡単8つの冷え性対策!

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手足や腰が極度に冷えてしまう冷え性は、女性に顕著に見られる症状ですね。これは冬だけでなく、夏でも見られることが多いのです。しかし、なぜ冷え性は男性よりも女性に圧倒的に多く見られるのでしょうか。

また、これだけ女性に顕著な症状であるにも関わらず、原因がよくわからないまま、もう治らないものとあきらめている人が多いのも事実です。そこで、まず、冷え性が起こる仕組みや原因、そしてその改善方法について説明したいと思います。

冷え性の原因について

もともと、人間の体には体温を一定に保つ働きがあるのです。例えば、夏の暑いときは、汗をかくことによって体の表面から体温を下げるように働きます。また寒い冬は、末梢血管を収縮させることによって体温が下がるのを防ごうとします。

しかし、そのシステムのバランスがうまくとれなくなったりすると、対応調節がうまくいかなくなり、冬はもちろん、夏でも体が冷え切ってしまう冷え性になるのです。ではもっと具体的に冷え性の原因を見てみることにしましょう。

筋肉不足

体温を作るのは筋肉です。筋肉が熱を作り出すことによって、体温が下がらないようようにしています。しかし、女性の体は、男性に比べると筋肉量が少なく、また、筋肉が増えにくいような構造になっているため、ただでさえ体温が高くなりにくいのです。

これは、運動不足の人や肥満気味の人の場合はなおさら、体温が上がりにくくなる傾向にあります。さらには、ダイエットによって栄養が不足している場合も同様の傾向がみられます。

血流が悪い

ドロドロの血液である場合、血流が悪くなり、熱が末梢にまで運ばれにくくなります。これは心臓の力が弱い人も場合でも起こりえます。また貧血症の人は、酸素が不足する傾向にあるため、一般に体温が低くなりがちです。

自律神経の不調

人間が体温を一定レベルに維持できているのは、自律神経が正常に働いているためです。例えば夏の暑いときは、汗をかくことで体の表面から体温を逃がすように働きます。また冬の寒いときに血管が収縮して体温が逃げないように働きます。

いずれも自律神経が正常に働いているため、体温を一定に保とうとしてくれるのです。ところが、ホルモンバランスが崩れたり、ストレスによる体調不良に陥ると、この自律神経が正常に働かなくなることがあります。

その結果、体温調節機能がうまく働かず、冷え性になったりするのです。特に女性の場合、更年期だけでなく、生理や妊娠などホルモンの影響を受けやすい体質であることから、こうし自律神経の乱れが起こりがちなのです。

薄着ファッション

女性に冷え性が多い原因として、上述したように女性ならではの体質が主たるものとして挙げられますが、それ以外に、女性のファッションにも原因があるといえます。最近の女性のファッションは薄着が流行していて、肌を露出したりすることも多くなりました。

かつては下着として認識されていたようなものが、オープンになって人目にさらされることも一般的になりました。おへそを出すのもファッションの1つとしてみなされるようになりました。特に冷房のきつい中でも無理をしてこうしたファッションを我慢することで、血流が悪くなり、冷え性が悪化する原因になったりもします。

また、きついガードルをはくことも冷え性を悪化させることがあります。

冷え性を改善する方法

ではこうした冷え性は、改善することができないのでしょうか。いえ、そうではありません。日常生活の中でいろいろと工夫することによって冷えを少しでもやわらげる方法はいくらでもあります。ここではそのような改善方法のいくつかをご紹介します。

体を温める効果のある食べ物を食べる

例えば、夏場に暑いからといって、冷たいジュースなどを飲み過ぎたり、アイスクリームやかき氷、シャーベットなど冷たいものを食べ過ぎたりすると体を冷やしてしまいます。のどがかわいたら、できるだけ熱いお茶を飲みましょう。

また、生野菜よりは温野菜など、火を通したもの、さらに、唐辛子やしょうが、ねぎなどを使った料理など、温かい食べ物を食べるように心がけることで体の中から温めることができるのです。

体を温める効果のある栄養素を摂取する

ビタミンの中でも特にB,C,Eはこまめに取るように心がけましょう。ビタミンBは豚肉などに多く含まれるものですが、糖質やたんぱく質、脂質などをエネルギーに変換する働きがあります。

それに対して、ビタミンEは女性ホルモンのバランスを改善してくれる働きがあり、血行もよくしてくれます。ナッツやアボガドに多く含まれます。また、ビタミンCは貧血の方にはうってつけの栄養素です。女性であればコラーゲンを生成してくれる働きもあり、そういう意味でも必要な栄養素ですよね。

たんぱく質を積極的に摂ろう

食事をした後、体が温かくなったような気がしませんか?これは食べ物を消化、吸収する際、体がエネルギーを発散するために起こる現象なのですが、たんぱく質は、その熱に変換する比率が非常に高く、約3割もあります。

また、たんぱく質を摂ることによって筋肉量やホルモンを少しでも増やすことができますので、体温上昇効果にも影響します。さらに、必須アミノ酸を含む良質のたんぱく源である大豆食品、乳製品、肉や魚などをでいるだけ多く食べることをおすすめします。

規則的に睡眠をとろう

仕事などで忙しくなると、睡眠時間がまちまちで、睡眠不足のまま出勤して、職場でついうとうとなどという経験はありませんか。このように睡眠が不規則なると生活のリズムが崩れ、冷え性を悪化させる原因にもなるのです。

規則的な睡眠とは、単に睡眠時間が一定というだけではありません。何時に寝て何時に起きるかということも含めて一定させることが冷え性改善には効果があるのです。

足を温めるようにしよう

足は一番冷えやすいところです。なぜなら、心臓から最も遠い位置にあるためです。そのため、うっ血しやすく、冷え性の原因になることが多いのです。よく足湯というのがありますが、足をつけると何ともいえない気持ちよさがありますよね。

これは冷えた足の血行が改善している証拠なのです。また、五本指のソックスも足を温めるのには効果的です。ふだんの服装においても足が冷えないような靴や靴下をはくように心がけたいものですね。

きつい服装や下着は禁物

最近は、タイトな服装が流行する傾向にあります。その結果、下着などもきつめのものがよく好まれるようですが、これは血行が悪化するため、冷え性の原因になることが多いのです。例えば、きついガードルをはくと、太ももの付け根にあるリンパ節を圧迫し、冷え性をより悪化させることにつながります。

下着も含めて服装はできるだけゆったりめのものを着る方が冷え性には効果的といえます。

日常生活の中で、できるだけ体を動かすようにしよう

体を動かすことで血行が促進され、冷え性の改善につながります。普段、ジムなどに通っている人は別として、そうでない人でも、例えば駅のエスカレーターやエレベーターがあっても、できるだけ階段を利用するとか、通勤時に一駅前で下車して歩くようにするなど、ちょっとした工夫でいくらでも体を動かすことはできるのです。

ただし、運動をする場合、決して無理なことはしないように気を付けましょう。可能は範囲で、無理のない程度に行うよう心がけましょう。

お風呂とストレッチやマッサージは効果的

マッサージやストレッチによって血行が促進され、冷え性を改善する効果が高まります。また、筋肉をほぐすことによってリラックス効果があり、疲労やストレスを緩和してくれますので、いろいろとメリットは大きいです。

特にお風呂上がりなど、体が温まったときに行うとストレッチ効果も上がります。お風呂は40度前後のお湯に30分程度、半身浴でつかることをおすすめします。半身浴の方が長時間つかることができますので、体が芯から温まります。

冷えは万病の元と言われるように・・・

冷え性というのは、女性の場合、生理痛を悪化させるだけでなく、むくみの原因になることも多く、女性にとっては悩ましいものです。日頃から、冷え性にならないような心がけを大切にし、快適な日常生活を送ることができるようにしていただきたいものです。

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