「子供が産まれました」というハガキが友人から届いた。彼女は自分よりも後に結婚し、結婚後半年で妊娠したらしい。本来ならとてもおめでたいことだし、お祝いも渡さなくちゃ。だけど心の底からおめでとうとは言えないモヤモヤした気持ちになってしまう・・・。
そう、妊活歴が長い女性のよくあるエピソードです。これを読んだ人は「人の幸せをよろこべないなんて、心が狭い」と思うかもしれないし、そんな人がいる事自体びっくりしているかもしれません。しかし妊活中の女性にとってはデリケートな問題なのです。
なぜなら妊娠には年齢制限があるからです。よく有名人の年の差婚が話題になり、60歳でパパになったというニュースもありますが、それは男性側の話です。一般的に女性の妊娠適齢期は20歳から35歳頃と言われていて、それ以降の妊娠の確率はガクッと下がります。
とはいえ高齢出産の例もよく耳にしますよね。
有名人でも40歳を過ぎての初産と聞くし、閉経までは大丈夫でしょと思っている人もいますが、それはそれなりの努力や治療をした上での話です。誰もが高額な医療費を払うよりも自然に妊娠するのを望んでいるのは間違いありません。
では自然妊娠を叶えるためにできることは何でしょうか?夫婦でただただ仲良くすればいいってもんじゃないはずです!医学的なお話から、妊娠にいいとされている運動まで、できるだけ最短距離で自然妊娠するための方法をまとめてみました。
妊娠を希望している夫婦がタイミングをとると1年の間に80%、2年の間で90%の確率で妊娠するという結果が出ています。もしあなたがいくつであろうとも、少しでも「妊娠しにくいのかな?」と思ったら検査に行きましょう。
さらに旦那さんにも精液検査を受けてもらいましょう。実に50%の確率で男性側に問題があります。男性は自分に問題があるなんて思ってもみなかったという方が多いのですが、精子の運動率が悪かったり奇形の精子が多いと妊娠の確率が下がります。
すべての検査で特に問題がなければそれでよしですし、問題があればそれを治療したり改善することが先決となります。話はそこからです。なお、検査の料金は病院によって違いますが、2万円から3万円くらいで受けることができます。
冷えと言うと思い当たる人も多いかと思いますが、ここでいう冷えは少し違います。「夏でも腹巻きや靴下で努力している」「冷たい食べ物と飲み物は控えている」というのも実は妊娠とは少しずれているのです。
いかがでしたか?妊娠というのは実は奇跡なのです。不妊の期間があったからこそ、より命の尊さを感じることができます。妊娠が目的となってしまわないように、家族の将来像を思い描きながら楽しく妊活ライフを送りましょう!