妊娠中、体重が増加して産後はすぐに落ちるだろうと思ったら、驚くほど落ちなかったなんて方、いらっしゃいますよね。
もちろん、ついた脂肪は赤ちゃんのためでもあるので仕方ない事とは言え、やはり、女性としてはきれいな体を保ちたいと思うのは当然です。
特に、産後は伸びきったお腹の皮が伸びきったままになり、だらしなくなってしまいます。そしてお腹もへこまないという事が多いです。
まず、こちらはオーソドックスに家でもできる腹筋です。
しかし、この腹筋、あなたは普段どうやっていますか。ソファかベッドの足に自分の両足をひっかけて腕は頭に持って行き上下に動いているだけでしょうか。
それも確かに良いのですが、そのやり方では1度にやる腹筋回数を多くしなければいけないので、途中で嫌になってしまうかもしれません。
できれば早く、そして子育てで大変でしょうから、回数は少なく腹筋を終わらせたいものです。
そんな時には、まず仰向けになって下さい。下にはマットか絨毯があった方が背骨が痛くならないのでお勧めします。
そして、両手は軽くこめかみに触れる程度において下さい。この時点で腕が宙から浮いている状態なので暫くしてくると、それだけで疲れてきませんか。
それから1で半分上に頭を持ちあげ、2で完全に持ちあげます。と同時に、両足も90度に曲げてから2カウントで徐々に頭に近づけます。
上まで持ちあげたら今度は1でまずは半分頭を戻し、2で頭を完全に床につけます。それを1セット10回やり、慣れてきた頃にもう10回増やしましょう。
更に、同じようにやるのですが、今度は頭を持ちあげる時に1で体を右に、2で左にして3で頭を戻します。
この時両足は常に浮かせた状態にしておきましょう。こちらも1セット10回やってください。それだけで初日は腹筋がドクドクと鳴るはずですよ。
ズンバという言葉を聞いた事があるでしょうか。こちら、南米・コロンビアが発祥のダンスエクササイズです。
コロンビアはスペイン語圏になりますから、本来ズンバではなく、スンバと発音されるのですが、英語読みだとズンバになります。
これは、サルサやサンバ、更にはクンビアやタンゴなどラテンダンスの要素を全て取り入れて運動にしてしまったというスタイルのエクササイズです。
特徴は楽しく引き締められる事です。
ラテンダンスを想像してみて下さい。皆さんどんな印象がありますか。
ほとんどの方が頭に浮かんでくるのが、とにかく腰をふりまくる、そんな所ではないでしょうか。
実際その通りです。だからこそ腹筋にとても効くのです。
特にサルサは上半身をよく回転させるものですし、サンバは基本的に足を使う物ですが、手をそこにつける事で腹筋も鍛えられるのです。
クンビアは足を前後にくねくねさせるのですが、それがまた腰を良く動かすので、こちらも腹筋によく効きます。
それを全てミックスさせていますし、更に、ストレッチを絡めてくるので、腹筋だけではなく全ての筋肉をきれいに使ってくれます。
とりわけ腹筋は腰を動かす事が多いので、数ヶ月でお腹周りの違いに気づく事になるでしょう。
こちらもわざわざジムなどに行かなくてもyoutubeなどで検索すれば、インストラクターが踊っているのが出てきますから、家でお子さんと一緒に踊るというのも楽しいですよね。
子育てしながらくびれも作れるなんて、時間の節約にもなって良いと思いませんか。
ボディコンバットというスポーツをご存知でしょうか。
これはボクシング、空手、テコンドーやカンフーなどの要素を取り入れてミックスしたスポーツです。
もう聞いただけで強そうな感じですよね。正直、運動自体は激しく動くので、出てくる汗の量が尋常ではありません。
ボクシング選手といえば、とにかく細いです。でも、きちんと筋肉が付いていますよね。
そのボクシングの要素が特にこのボディコンバットでは多いのですが、パンチをする時に体をひねります。それで腹筋がつき、更にくびれまでつけてくれてしまうのです。
パンチやキック、それにカンフーのあの静止したようなポーズもあるので、ストレス発散になると同時に、気持ちを落ちつけてくれる役目を果たしてくれます。
これを毎日1時間でも続けていれば確実に腹筋もくびれもきれいについてきます。
子育てでイライラしている人はこれでストレス発散すると同時にスタイルを戻すこともできるのです。
お中に肉がついてしまうと、なかなか落とす事ができません。
しかし、これらのスポーツをすると、それも徐々にではありますが、腹筋とくびれがついてきます。
特に産後ダイエットをしたいなと思っている方は是非参考にしてみてくださいね。