毎月イベントのように到来するのが生理です。生理サイクルは、女性の体に大きな変化をもたらす大切なものです。しかし、現代では生理痛や体のだるさなどに悩まされている人が増えています。
毎月の生理における不快症状を、「月に一度だから」と言って我慢することはやめましょう。生理中も心地良く過ごせるために、生活習慣によってトラブルを解決していきましょう。
今回は、女性の間でよく挙げられる5つの生理トラブルを、解決策と共にご紹介していきます。
いっそ男に生まれてきたかったと思うほど、生理は煩わしいものです。しかしカレンダーなどで確認して、そろそろ生理がくるはずなのに中々こないと心配になります。
血行を良くするために、野菜中心の食事を心がけましょう。しょうが、らっきょう、にんにくなどの食材を積極的に摂りましょう。トマトやパセリなどにも血の巡りをよくする効能があります。ただし、野菜はなるべく加熱して食べるようにしましょう。
血行を良くするためには、適度な運動が必要不可欠です。休日にウォーキングに出かけたり、家の中にいるときも大股歩きを意識して行うなどして下さい。
生理が始まると痛くなり、出血のときに特に痛む場合は、血流が悪くなっている可能性があります。日によっては起き上がれないほどひどくなるときがあるため、日頃から血の巡りを意識して過ごしましょう。
生理中の冷たい物の摂りすぎは、基本的にはNGです(特に生理痛がひどい人は)。氷入りの飲み物を飲むのもダメですし、アイスクリームや生野菜なども避けましょう。とにかく体を冷やさないことが大切なので、生理中はティータイムを取り入れて、体をあたためましょう。
骨盤の中の血液循環が悪くなることが、生理痛の原因とされています。具合が悪いときでも、1~2時間に一度は立って、動いたり、軽く歩いたりして下さい。長時間座りっぱなしだったり、寝たきりになると症状が改善されません。 じっとしているのはなるべく避けて下さい。
生理の緊張感や不安から気力を奪われ、生理中にどんどん体力が奪われていくケースがあります。悪化すると日常生活に支障をきたすほどパワーが落ちてしまうため、食生活を中心に解決していきましょう。
生理前後に食べてほしいのが、納豆、オクラ、ヤマイモなどのネバネバした食材。黒豆、ひじき、ごぼうなどの黒い食べ物もグッドですし、クルミなどの木の実も良いです。エビなどの海鮮物も効果的なので、たくさん食べてスタミナをつけましょう。
生理中の体のだるさには、下半身の運動が必要不可欠です。ストレッチなどをして腰やお尻を動かしましょう。できる人はシコ踏みをして、骨盤の血流を良くしましょう。
生理前にイライラすることによって、生理の訪れに気づくことはありませんか。それだけではなく、生理中も憂うつな気分になって落ち込みやすかったり、精神的に不安定になりがちです。一定のペースを保つ生活をして、根を詰めないようにしましょう。
イライラするときには、香りの高い食べ物がオススメです。みかん、しそ、クレソンを食事に取り入れたり、おやつタイムにハーブティーを飲むのもグッドです。香り食材は料理にするだけではなく、お風呂に入れても気持ちいいですよ。
その日のストレスはその日のうちに解消することが大切なので、ストレスを感じてしまったら一旦落ち着きましょう。好きなことに没頭したり、こまめに深呼吸をするなどして、リラックスを心がけましょう。
経血の量が少なめなのに、血が足りなくて貧血状態になることがありませんか。めまいや立ちくらみがあったり、生理の終わり頃から体がだるくなる場合は、日頃から血が不足している証拠なのです。
生理中はとにかく血を補う食事をしましょう。レバーなどはもちろん、ブルーベリーなどのドライフルーツ、アーモンドなどのナッツ類、黒ごまなどの黒い食べ物にも補血効果があります。
要注意なのが、夜遅くまで起きているとものすごく血を消耗することです。 特に血が不足している人は、生理期間中の夜更かしはタブー。なるべく12時までには眠ってしっかり体を休めましょう。長時間のテレビやパソコンもNGです。
いかがだったでしょうか。
これらの症状を改善して、生理期間中も気持ち良く過ごせるようにしましょう。