女の戦いは怖いと、男性から見られることもあります。実際に女性同士が険悪な仲になってお互いを争うようになると下手な男性の争いより恐ろしいものへとなります。他の女性からしたらそういう争いには巻き込まれたくないと考えるのかもしれません。
その一方で女性同士は集まることが多いので「仲間はずれ」の相手には容赦ないことを言ったりしたりすることもあります。特に主婦同士のトラブルというものもこれが原因で起こるというのはよくあることです。
そうした面もあって女性の方の中にはそうした同性である女性と付き合うのが怖いと感じる方もいるでしょう。実際に自分が何か失言をしたり、まずいことをしてしまったらそれで標的にされると考えると無理はない考えではあります。
ではそうした女性なのに同じ女が怖いと感じる方はどのように同性と関わっていけばいいのでしょうか。
結婚をするのなら男性と付き合うので、別に女が怖いと思ってもその女性たちと付き合うことを避けるような人生を送ればいいのでは、と思う方もいるかもしれませんが、残念ながらそれはあまりいいことではないといえるでしょう。
子供が生まれれば当然子供はいつか学校に行くことになります。そしてそうなればPTAとして他の子供の母親と付き合わなければいけなくなります。それだけでなく母親の他にも女性の教師や高齢の方とも付き合うこともあるので、女性同士との対面は避けられないものとなります。
PTAということでそこまで踏み込んだことはせず、決めることは決めて付き合いとしては浅いものになるということはありますが、長くやっていけばいくほど関わらなければいけなくなるので、付き合いはやはり避けられないものとなるでしょう。
男性ばかりが多い職場ならいいかもしれませんが、近年ではもはや女性も働くのが当たり前の時代です。なので必然的に自分以外の女性の方もいる職場で働くことが多くなるでしょう。
同僚、上司どちらでも女性が怖いと思って避けるようでは仕事に支障が出るのは間違いありません。何より仕事によっては客と会うということもあり、その客が女性であるということも多いのです。
どれにせよ、仕事でも主婦としても同性の女性と関わるということは避けられません、何より人生を送っていけば女性と関わるということは幾度となく出てくるでしょう。だからこそ同じ女性への恐怖を克服するようにしなければいけません。
どんな人間にも相性があり、そうして相性が悪い女性と関わってしまうからこそ苦手意識が芽生えて怖いと思ってしまっていることがあります。なのでまずは関わっても平気な自分と相性のいい女性と交流をしようとするところから始めましょう。
とはいっても同じ女性が怖いと思って今まであまり交流を持たなかった人にとっては、どういう女性と相性がいいか、ということは分からないものでしょう。実際に交流を深めてみたらとんでもない女だった、ということもよくある話です。
まずは話をしてみましょう。もし会話がスラスラと通じるような相手だったら相性がいい可能性が高いです。逆にどことなくつまずいたり、話をしていて不快感を感じるようでしたら相性は悪いかもしれません。
主婦の方だと近所の同じ主婦の方との付き合いとなるので、どうしても複数前提の付き合いとなってしまうということがあります。なので集団効果で相性がいいと感じても、実際は相性が悪い相手も含まれていて、それでトラブルに巻き込まれてしまうということもあります。
そうなれば益々女性への恐怖心は増長してしまうでしょう。なので複数いるところで交流しようとせず、まずは1人でいる時を狙って交流をしようとするのがいいでしょう。どちらにせよ恐怖心を持っていて複数相手にすること自体難しいことですから。
仕事をしている場合には仕事に支障が出ないように必要以上に自分を出さないという方も多いです。なので実際に交流を持ってみないとその人がどういう人か分からないということもあります。
仕事付き合いの場合ではそこまで深く突っ込む必要はないので、こちらとしても簡単に事務的に対応をしてもいいでしょう。余計なことをいうとかえって悪い印象を持たれて、こちらとしてもそれで益々女性への恐怖が強くなってしまうということがあるからです。
女性が怖い、と思っても同じ女性である母親や祖母、姉妹なら場合にもよりますが女性としての恐怖心が芽生えることも少ないでしょう。なのでそうした身近なところから女性への恐怖心を薄れていかせる方法があります。
とはいっても母親や他の家族が怖いと別の意味で恐怖心を感じるという人もいるでしょう。実際に厳しく育てられた人の場合はそれが原因で女性が怖いという感情が芽生えてしまっているということもあります。この場合には難しい話なので、この方法は取らないようにしましょう。
男性が怖いということと同じく、あまりにも同性である女性に対して生活に支障が出る程でしたらカウンセリングを受けた方がいいでしょう。
男性恐怖でもそうですが、やはりただ「怖い」だけでは相手も明確なアドバイスのしようがありません。なので何故怖いのか、過去にどのようなことがあったのか、ということを伝えましょう。そうすれば相手もそれを元にアドバイスをすることができます。
アドバイスをもらっても、その対策のために自分が行動しなければ意味がないのは男性が怖いと思うことと同じことです。
「嫌われたらどうしよう」「何かされたらどうしよう」そうして深く悩んでいるからこそ接することができないという心理的な理由もあるでしょう。残念ですが人間は誰からも好かれるようにするということは難しい話です。
なので、余計なことを言おうとせずに無難に会話をすればそのまま拍子抜けがする程平気だということもあります。あまり難しく考えるのもストレスの原因になるので、いっそのこと嫌われたらそれまでと考えて失言しないように会話をしようと考えましょう。