仕事終わりの1杯は男性だけでなく女性にとっても至福の一時だと思います。仕事上のストレス、人間関係のストレス等を友人や同僚とついつい長話してしまいその分お酒が入ってしまうなんて事は良くある事です。
気持ちよくお酒を飲む事はとても良い事ですが、一番怖いのがお酒を飲みすぎてアルコール依存症になってしまうことです。アルコール依存症の怖い所は自分が気づかない所で知らないうちに発症していることです。
男性以上に女性の方がかかりやすいと言われていますが、なぜ女性の方がかかりやすいのか。またアルコール依存症にならないための対策があるのかを今回、紹介していきます。
男性の方がお酒を飲んでいる印象があるため、男性が多くアルコール依存症にかかっていると思われがちです。しかし最近では女性の発症率が高くなり一部では問題になっています。ではなぜ女性の方がかかりやすいのか。
理由として3つあります。
女性は男性以上に脂肪分があります。男性の場合ですと人によって異なりますが筋肉質ですので、例え過度の飲酒を行っても体内にアルコールを蓄積させることなく吸収されていきます。
結果として行き場を失ったアルコールは血液の中に入り込み、血中のアルコールを上げてしまうのです。血中にアルコールが侵入しますと身体全体にアルコールが回ってしまい、それが過度に続いてしまうと身体全体でアルコールを求めるようになるのです。
そのため男性であれば症状が出てくるまで数十年必要となるところを5年以内に発症してしまったり、中には1年以内にアルコール依存症になる方もいらっしゃいます。
肝臓によって分解し切れなかったアルコールはどこにいくかと言いますと、先にも述べたように血管の中に入り込み身体全体にアルコールをばら撒いてしまうのです。
私は昔から飲みなれているから肝臓は他の女性より強いと言われる女性も中にはいらっしゃいますが、もしかしたら既に肝臓が弱ってしまい機能していない可能性が高いです。そのため身体全体が既にアルコールに侵されてしまいアルコール依存症になっている可能性があるので注意しましょう。
男性ホルモンの場合、侵入してきたアルコールをを代謝を高めて分解しようとします。そのため男性は飲み続けていると排泄や発汗、そして代謝によって失われた塩分を求めるようになるのです。
以上のように3つの理由があるため女性は男性以上にアルコール依存症にかかりやすくなっています。
知らない内にかかってしまう事が多いアルコール依存症ですが、かかる前にある程度の兆候が確認できます。
例えばいつも以上に寝汗が酷く、パジャマだけでなくベッドまで濡らしてしまう。しかも暑くも無い状況でです。また会社や仕事現場に行くといつも以上に短気になったり、手が震える症状が出てきます。
付き合いのつもりが結局店舗の閉店時間まで飲んでしまったり、酔いが醒めたと思ったらまた急にお酒が欲しくなり深酒になったという事もよくあります。進行が初期でなく後期になりますと、お酒がないと眠れない、またはお酒が無くても生活できると言う事が想像できず毎晩のように深酒をしてしまったらアウトです。
一番はアルコール依存症にならない事が重要ですが、もし兆候が出てきたら早めに病院へ行った方が良いでしょう。
ここまでアルコール依存症の事について書いてきましたが、結局どうすればアルコール依存症を防げるのかと言う所を皆様は知りたいと思っているはずです。
毎晩のように缶ビールを10本以上、または焼酎の割り無しを10杯以上も飲んでいる等、そのような荒れたお酒との付き合いを止めてしまえばアルコール依存症になる危険性もなくなります。
過度な飲酒をしてろれつも回っていないAさんと、お酒は飲んでいますが過度な飲酒をせず飲み方のマナーまで徹底して行っているBさんではどちらが魅力的な女性だと思われますか。身体目当てであればAさんにお酒を飲ませてそのまま持ち帰るのも良いでしょう。しかしAさんのような女性が彼女だと、男性は後先不安であり結婚後のビジョンがなかなか掴めないと感じます。
重複となりますが、すぐには改善するのは難しいと思いますので少しずつ改善していくと良いでしょう。
お酒は日々のストレスを発散したり、現在でもコミュニケーションツールとして役立つ代物です。しかし、一歩間違えるとアルコール依存症だけでなく様々な合併症状を発症してしまいます。既に皆様は分別が理解できている大人の方々だと思いますので、なるべく綺麗な飲み方を心がけるようにしていきましょう。