原因不明の不妊症でもこれで妊娠出来る?!【4つのコト】

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不妊治療をいざ始めたけれど、自分にも旦那さんにも決定的な原因は特に無く「原因不明」の状態で治療を続けている方へ。自分の経験を基にやってみると効果アリ!?なコトを4つご紹介します。皆さん妊娠に向かって色々挑戦されていると思いますが、もしまだ試してみた事が無ければ是非やってみて下さい。

そして、辛い不妊治療を少しでも前向きな気持ちで取り組んで頂く事が出来ればと思います。

その① 体質改善

不妊治療を行う時は基礎体温を必ず測ります。先生から体温について、「低温期と高温期の差が無いね」とか「高温期が短すぎる」と言われた事はありませんか?私は先生から「もっと高温期の体温を上げなさい。」と言われた事があります。

体温を上げなさい。って言われても、そう簡単に上がるものでは無いですよね?でも、「冷えは万病のもと」とも言いますし、不妊症だけでは無く他の病気を引き起こす原因にもなり兼ねません。自分の健康の為にも体温を上げる体質改善をして、妊娠しやすい体作りを心がけましょう。

  • 食事
  • 冷たい飲み物や生野菜は体を冷やす原因になります。飲み物はホットか常温のものを、野菜は生のままでは無く蒸して温野菜にしたり、温かいスープにして食べたりする様にしましょう。

  • 入浴
  • 冷えは血行が悪くなっている証拠、体を温めるのには入浴が一番ですね。入浴はシャワー浴で済ませず、必ず湯船に浸かる様にしましょう。その際、高温過ぎるお風呂は表面しか暖まらず、すぐに冷めてしまいます。体を芯から温めるには、低温(38度~40度)で長時間入る事が効果的です。

  • リンパマッサージ
  • 主には下半身の血流を良くしたいので、下半身の大きいリンパ節「太ももの付け根」「膝の裏」をメインに下から上に向かって、老廃物を流す様に押し上げます。老廃物が溜まっているとゴリゴリしてて最初はかなり痛いと思います。そんな時は、リンパマッサージ用のオイルもあるので、活用しましょう。
    お風呂上りの体が温まっている時に行うのが効果的です。

  • 足裏マッサージ
  • お風呂上りに足裏全体を押して痛い箇所があったら、まずはそこを念入りにマッサージ。下腹部・生殖器のツボは「かかと」にあるので、そこも念入りにマッサージしましょう。100円ショップに足裏マッサージ用に「足裏棒」も売っていますし、12cm位の小さいすりこぎ棒が押しやすくておススメです。

  • 貼るホッカイロ
  • ホッカイロは冬だけ使うもの。と思ってしまいますが、真夏でも職場・お店の中など冷房で体を冷やす場所があります。私は季節に関係なく治療中はお腹や腰にホッカイロを貼っておきました。お腹を暖めると体全体が暖まる効果があります。

    冷え性の人には効果アリ!だと思うので、是非試してみて下さい。その際、低温やけどにはくれぐれも注意して下さいね。

長い時間をかけて作られてきた体質なので、なかなかすぐには効果が出ないかもしれません。でも、少しずつ気長に楽しみながらやってみて下さい。

その② 不妊鍼灸治療

私は体外受精でも、なかなか結果が出ず諦めかけていました。でもまだまだ、やれる事はやってみよう!と言う思いから「不妊鍼灸治療」に挑戦したんです。私が通った病院は、女医さんで完全予約制。患者さんと一対一で向き合ってくれるそんな病院でした。

先生自身も不妊の勉強会へ良く出向き理解を深めていましたし、不妊症で悩んでいる女性を多く見ているからか、とても話しやすくリラックスさせてくれる先生でした。治療中に流してくれる音楽もとて心地良いもので、病院へ通う事が楽しみにもなる位でした。

鍼治療に少し抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんど痛みはありません。私自身、本格的なお灸を使っての治療は初めてでした。最初は不安で緊張してたんですが、始まってみるとお灸の暖かさが何とも言えずとても気持ちが良いんです。

ほんのり暖かくなってリラックス効果もあると思います。先生から、出来れば毎日お灸をした方が良いから自宅でもする様にと勧められ、市販のお灸を買って自宅でも行いました。私の場合は、体外受精へステップアップ後に不妊鍼灸治療に挑戦しましたが、もっと早い段階で試してみれば良かったのかもと後悔した位です。

治療はもちろんですが、先生との楽しい会話や悩みを打ち明けられる事で、心も体もリフレッシュさせてもらえました。それが、良い結果につながったと今では思います。自分に合った病院で信頼出来る先生を探して下さいね。

不妊治療を受けていても、ハッキリとした原因が分からない場合は自分がまだ妊娠する時期を迎えていないだけの「未妊」なのか、妊娠をしづらい体になっていて妊娠が出来ない「不妊」なのか誰にも分らない未知の部分があると思います。でも、時間は止まってくれませんし残念な事に年齢と共に卵子も歳を取っていきます。

妊娠に向けて、迷わずまずは出来る事をやってみましょう!但し、不妊鍼灸治療は保険が効かないので費用がかかります。不妊鍼灸治療を考えている方は、無理の無い範囲で是非挑戦して欲しいです。

その③ 夫婦生活について

不妊治療を始めると、夫婦生活を制限されたりまたその逆もあって夫婦生活を持つタイミングを指示されたりする事もあるので、今までは仲良しムードの延長から・・なんて事もあったのに、そんなムードはいつしか無くなり子作りの為のただの作業。と言う感じになりませんか?

私も治療の最初のうちは、排卵日が今日か明日だと分かれば旦那さんに「今日と明日だからね!」と、お願いしていました。でも結果が出ず、だんだん繰り返していくうちに自分から口に出して夫婦生活を行う。と言う事が何だか空しく思え、苦痛になって来ました。

でも、考えてみれば不妊治療をする前の何も考えない夫婦生活と、不妊治療を始めてからの夫婦生活は全然違うもので、それはある意味当然で仕方の無い事なんです。だから、くよくよ考えない!今は一生懸命子作りに励もう!と言う気持ちに切り替えました。

不妊治療から妊娠へ至った方の経験談をネットサーフィンし、妊娠しやすい体位と言われるものがあれば挑戦してみたり。先生から、男性は元気の良い精子にする為に「亜鉛」を飲むと良いと言われればサプリメントを試してもらったり。でも、これはかなりの効果がありました。

是非、皆さん旦那さんに飲んでもらって下さいね。そして、私達が子作りの為の夫婦生活で最終的に意識をしたのは、射精のタイミングと夫婦生活が終わった直後の過ごし方です。それを少しご紹介します。

  • 女性はオーガズムを感じると子宮が精子を吸い上げる動きをするので、射精をするのはオーガズムに達してから
  • 射精後はすぐに抜かず、しばらくジッとしてる
  • 枕やクッションを腰の下に入れ、上体より少し高くして横になる
  • すぐには動かず最低30分は横になったまま
  • 女性はシャワーを浴びず、ナプキンを当てるなどしてそのまま就寝

夫婦生活に関しては、とてもデリケートな部分です。不妊治療を始めたおかげで、夫婦生活がギクシャクし離婚にまで至ってしまったご夫婦がいるのも現実です。ご紹介した内容も、あくまでもご参考程度のものなので、気楽な気持ちで試してみて頂ければと思います。

大切な事はなるべく、不妊治療に対して旦那さんとの温度差を無くしムードは多少無くなっても妊娠に向けてまずは出来る事をやってみよう!そんな風に2人の気持ちを合わせ、体を重ねる事が一番では無いでしょうか。

その④ ストレスを溜めない

ストレス解消、これは不妊治療を行っている方に限らず誰でも大事ですよね。不妊治療をしている方が感じるストレスは相当なものだと思います。私は途中治療をお休みした期間もありますが、10年近く治療を行っていたので今思えば最後の方は若干うつ状態に陥っていたな、と思える時期がありました。

自分のストレス解消の為と思い、友達と会っても子供の話になれば辛いし買い物にでも!と外に出てもお腹の大きい妊婦さんの姿を見ると辛くなったり・・・ストレス解消してるつもりでも、出来ていない事が多かったと思います。

上っ面なストレス解消をしても、根本的なわだかまりだったり自分が感じている本当のストレスは解消出来ないと思います。そこで、私が治療中に感じていたストレスをどう取り除いたのかご紹介します。もし、同じ様なストレスを感じている方がいたら参考にして頂ければと思います。

不妊治療に対して小さいストレスを数えたらキリが無い位ありますが、私の心の中に2つ大きいストレスがありました。それは、親からのプレッシャーと治療と仕事の両立でした。きっと、親は私を傷つけるつもりで言っている訳では無いと言う事も分かっているつもりでした。

でも、子供がなかなか出来ないと言う焦りと治療の日々に疲れていたのもあって、ネガティブにしか物事を考えられなくなっていたのは事実です。そんな時に、スピリチュアルで第三者に言われた事が私を救ってくれました。

あなたが苦痛に感じる事を言う人は、可愛そうな人だと思いあなたが折れなさい

いくら自分の親とは言えあなたと考え方が違うのは当然の事。親に限らず、酷い事を言われた事に対し反発をするのではなくこの人はこういう風にしか言えない可愛そうな人なんだ。そう思って、あなたがその人より上の考え方をしなさい。

「ごめんなさいと謝ってしまえば、相手はそれ以上言えないはずです。」と言われました。確かに親から「何で私はすぐに子供が出来たのに、あなたは出来ないだろうね」と言われた時は、何でそういう酷い事が平気で言えるんだろ?「そんな事はこっちが聞きたいよ!」

と反発する事しか言い返していませんでした。でも、「そうだよね。ごめんね早く顔の孫が見たいよね」と言ってしまえば、それ以上何も言えなくなってしまうはずです。反発する言葉だけでは無く、自分の中に少なからずある「ごめんね」と言う気持ちを、素直に伝えなさいと言う事だったんだと思います。

仕事と治療の両立については、治療で仕事を休む。と言う事がどうしてもストレスに感じていました。しかし、アドバイスを受けてから隠す事なく上司に伝えたら、何だか長年の重かった肩の荷がすっとおりた気がしました。

私の場合は不妊治療を長く続けていくうちに、何で自分には子供が出来ないんだろ?何で自分ばかりこんな悲しい思いをしないといけないんだろ?とどんどんネガティブ人間になっていました。素直に気持ちを伝えない事で、相手に思いが伝わらず結果ストレスが増えネガティブになる。

これでは、心にも体にも良い事は何一つありませんよね。考え方を少し変えるだけで、今まで親とも友達とも会うのも嫌だったのもきっと嫌では無くなりますし、きっと外を歩いていても見え方が変わってくると思います。自分の気持ちを素直に言葉で伝えること!が一番のストレスを溜めない方法だと私は思います。

いかがでしたでしょうか?原因不明で不妊治療を続けている方々は真っ暗なトンネルの中にいて出口を探している様な感じだと思います。そのトンネルに少しでも光が届けばと思い、自分の経験をもとにご紹介させて頂きました。

今も頑張ってる皆さんに頑張って!とは言えません。でも、きっといつか暗いトンネルから出られると信じて、明るくにポジティブに日々過ごし治療に取り組んで頂ければと思います。

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