夏なのに手足が異常に冷たかったり、体が冷えてだるかったり、足が冷たくて眠れなかったり・・・。
そんな症状はないでしょうか?冷え性は女性に多い症状で、悩みをかかえている人が多いと思います。私もその中の一人です。
なぜ女性に多いのかというと、体温の40%以上が筋肉から生成されますが、男性の筋肉量は体重の約45%、しかし女性はわずか約36%しかないため、体温があたたまりにくいからです。
西洋医学では、冷え性は病気としては取り扱ってもらえません。そのため、食べ物や運動、生活を見直し、体を温めることで解決していきましょう。
しょうが、ごぼう、にんじん、れんこん、りんご、そば、塩、みそ、しょうゆ、赤身の肉、魚など。
反対に体を冷やす食べ物は、主に暑い地方のもの。色は白、青、緑が多い。
白ワイン、ビール、コーヒー、白砂糖、レモン、酢、マヨネーズ、白身の肉、魚など。
冷え性のほとんどは、末梢の血流が悪いことが原因です。血行をよくして新陳代謝をあげることで改善されていくでしょう。
実践しやすく手軽に行えるウォーキングはとても有効です。
筋肉は人間の体温のおよそ40%を生成するということからも、筋肉を集中する足を動かすウォーキングは、体温を上昇させるために大きな効果があげられます。
また、筋肉を鍛えるためにはインナーマッスル(深層筋)を鍛えることが重要です。インナーマッスルとは、体の奥にある筋肉の総称。
インナーマッスルの鍛え方は、一定のポーズをとったまま筋肉に負荷をかけます。インナーマッスルを鍛える方法として「太極拳」や「ヨガ」、「フラダンス」などもいいでしょう。
「ストレス性末梢冷え性」というものがあります。これは、ストレスがかかると、交感神経の緊張により、手足が冷えてくるもの。交感神経を抑えて、副交感神経を働かせる必要があります。
ハーブやアロマの入浴剤を使うのもよいですが、大根の葉を入れたお風呂も冷え性によいとされています。そこでお風呂に入れる大根の葉の使い方をご紹介します。
以上です。
大根の葉を干したものは、<ヒバ>と呼ばれ、ヒバ湯、ヒバ酒は体を芯から温めるので、ホルモン代謝が改善され、不妊の特効薬といわれているそうです。
「体温が一度上がると免疫力も50%上がる」という報告があります。50年前に比べて、日本人は体温が1度近く低下しているというデータがあります。
交通機関や、電化製品の発達や普及により、生活が便利になったため、筋肉をあまり使わなくなったこと。
食事の欧米化、湯船に入らずシャワーだけの人が増えたこと。ストレス社会にさらされていること。
そのような環境や、生活習慣からも、冷え性を生む要因が考えられています。冷え性は、あなたの食事や、生活、心から生まれています。
冷え性には、いろいろな原因がある中で、どれを自分自身が見直すべきか考えることも必要になってくると思います。
冷え性に悩む女性の皆様、冷え性を改善させて、明るい人生を送りましょう。