一日中パソコンを使った仕事をしている女性に多い肩こりの悩み。特に集中して仕事をしている人ほど肩こりになりやすく、ひどい時には頭痛にも発展してしまって辛いですよね。
マッサージや整体に行く時間がなくて、なかなか解消できずに悩んでいる人も多いはず。でも、安心してください。仕事中にできる肩こり解消法をご紹介します。
デスクに座ったままできる運動をご紹介します。作業のキリがいいタイミングで、一度手を止めて、腕をダラーンと下に垂らしてください。
それから、肩をすくめて、引き上げます。できるだけ肩を天井の方向に引き上げて、緊張した状態を10秒保ちます。そこから、一気に肩の力を抜いて手をダラーンと再び垂らします。
この動作を10回繰り返します。10回が難しい場合は、5回でも3回でも、可能な限りで大丈夫です。こうすることで、肩をリラックスさせ、筋肉の緊張を取ることができちゃいます。
先ほどご紹介した、「座ったままでできる!その1・肩甲骨引き上げ運動」は多少動きを伴う運動で、さらに、ちょっと1分程度かかります。周りの目が気になったり、そんなに時間に余裕のない人には、数秒でできる肩甲骨ぐるぐる運動をおすすめします。
前から後ろにぐるぐると5回から10回繰り返し、その後は逆回りに後ろから前に5回から10回繰り返し回します。
一見すると簡単で効果がないように思われがちですが、肩甲骨をなるべく大きく回すことを意識してやってみてください。肩こりは緊張した筋肉が硬直することで発生するので、この筋肉の緊張と硬直を肩をぐるぐる回すことでほぐしてあげてください。
腕から、首までの筋肉全体をほぐす効果のあるストレッチも座ったままでできちゃいます!まず背筋を伸ばして椅子に浅めに座ります。一度腕をぶらーんと下に垂らし、その後、右腕を徐々に上げていき、脇の角度が30度くらいのところで止めます。
その状態のまま、首を左側にゆっくりと倒します。そうすると、腕から首にかけての筋がぴーんと伸びていくのを感じることができると思います。
痛気持ちいいところで止めて、深呼吸を5回ほど繰り返してみましょう。終わったら、腕を首をゆっくり下にもどします。この動作を反対側も同じように行います。
意外と気づかないのが日頃の姿勢の微妙な傾きです。改めて、パソコンの画面と、自分の目線の位置が正面にあるか、またキーボードの中心が体の中心線とあっているか確認しましょう。
これがずれていると、首、肩の方向が長時間左右のどちらかを向いていることになるため、肩こりの原因になることがあるのです。
運動と肩こりは関連性が低いように思いますが、意外と肩こりは、運動不足が原因でひどくなることがあります。
とは言え、仕事をしているとなかなか運動する時間を作れないと思います。そこで、平日は階段を使うことと、なるべく歩く歩数を増やすことを意識してみましょう。
オフィスが2階より上の方は、なるべく階段でオフィスまで昇り降りをしましょう。小さなことに思えますが以外と「ちりつも」なんです。
また、朝時間をとることが難しい人は、仕事帰りにひと駅前で降りて家まで歩いてみましょう。大体ひと駅20分~30分だと思います。
人は20分以上、連続した運動をすることによって、代謝が高まり、脂肪の燃焼が始まります。家に付いた時に少し汗をかいている状態がベストです。
これなら、一日にプラス20分程度の時間を使うだけなので続けやすいでしょう。また、ウォーキングは有酸素運動なので体にも負担がかかりにくいのです。
いかがでしたでしょうか。簡単にオフィスで出来る運動やストレッチをご紹介しましたので、ぜひ今から実践してみてください。
運動やストレッチにはストレス発散、リラックス効果もありますのでお勧めです。それでも症状が一向に治らない方は、整形外科や整体に行かれることをおすすめします。