飽食の時代と呼ばれている昨今ですが、あなた自身、食べ物に困った事があるという記憶がありますか。
誰もがお腹いっぱいに、更にダイエットまでしないといけない程食事に困らない状態にある世の中が今の時代です。
こんな時代は歴史上ほとんどなかった事なのです。
ですが、そのせいもあり、更に科学的進歩も重なって、不要な食べ物まで摂りいれるようになってしまいました。
そこで、ここでは健康に悪い食べ物で、意外な物を紹介したいと思います。
小さい頃「身長が高くなりたいなら牛乳を飲みなさい」、「カルシウムを摂らないとイライラしちゃうから牛乳を飲みなさい」、「便秘ならヨーグルトを食べなさい」などと言われた覚えがある方は多いのではないでしょうか。
確かに牛乳にも牛乳がベースとなったヨーグルトにもカルシウムは含まれています、でもこのカルシウムは野菜で補う事ができるような量なのです。
それでいて、これら乳製品を体に摂り入れる事によって体の内部に不要な膜を張る事になります。ですから、お通じが良くなるどころか不要な物を体に溜めこんで行く恐れがあるのです。
では何故乳製品が体に良いとされているかというと、これには実は政府と牧場主の癒着があるとされていますが、実際の所はわかっていません。
ですが、乳製品が健康を害する事に多少なりとも繋がるという事が言われているので、ビーガンの人達は絶対にこれらの製品を摂る事はありません。
もちろん脂質も高いので、決して健康食とは言う事が一概にもできないのです。
日本人が毎日、毎食のように食べているのが白米です。
小さい頃からずっと食べて来て、「お米をちゃんと食べない子は健康にならないよ」なんて言われた事がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、実は白米というのは全ての栄養素を全てそぎ落としてしまった状態なのです。
白米の元の形というのが玄米です。今、健康志向の人はこぞって玄米を食べたり、白米を炊く時に一緒に雑穀枚を入れて栄養素を足しています。
江戸時代に飛脚という職業がありました。今で言うならばタクシーの運転手さんやバスの運転手さんと言った所ですが、そんなものはありませんから籠の中に人を入れて彼らの足で走って目的地までむかいます。
その彼らの食事というのが、玄米のおにぎり2つと野菜類のおかず1種類だったそうです。
そんなに体を使う仕事であったにも関わらずそれで足りたというのが玄米の「持ち」の良さです。それだけ体の中にも栄養素を送り込み、力をつける働きがあるのです。
ですが、人間というのは楽をしたがる生き物です。
ですから、毎日食べるお米をより食べやすい状態にしてしまいました。それが白米なのです。
但し、炊飯時間が2倍くらいかかるので余裕をもって炊いて下さい。
これは一概に悪いとは言えないのですが、まず沸騰したお湯に野菜を入れて茹でている方、これはもう1番必要な栄養素がなくなっています。
酵素は40度以上の温度でなくなってしまうので、野菜に含まれている酵素がそれで失われてしまいます。
ただ、これを40度以下で蒸している、茹でているという方、ほとんどいないかと思いますが、そういう方は酵素はまだ生きているので、温野菜をしても体に良い物を食べているのです。
そして、この沸騰したお湯の中に野菜を入れて更に「普通」の塩を入れて温野菜をしている方は更に健康に悪い食べ物を食べている事になります。
というのも一般的に売られている砂状になった塩を多くの家庭で使われているかと思います。しかし、これは実は塩ではありません。
理科の授業の時間に何度も聞いた事がある塩化ナトリウムなのです。そう思うとちょっと気持ち悪くなるかもしれません。化学物質という事か、と思ってしまいますよね。
そう、その通りなのです。ではどんな塩が本当の塩なのかとなると、これは砂状の物ではなく物凄く小さな石のような塩で「海の塩」となっている物が本物の塩です。
よく塩の摂り過ぎはいけないといわれていますが、それは塩化ナトリウムだからです。海の天然塩は摂り過ぎでも自然な物なので体に悪くありません。
気になるお値段はなんと、「普通」の塩と変わらないんです。ただ、塩をかけて何かを食べるという時にごますりなどですらなきゃいけないという手間があるだけの違いなのです。
自然な物を体は1番喜びます。精製されたものや、手を加えたものではなく、そのままの状態の食べ物を食べるように心がけましょう。